映画「ドント・ルック・アップ」を観て人類の未来のことを真剣に考えてみました
Netflixオリジナルの映画「ドント・ルック・アップ」を観ました
豪華俳優陣が出演している映画ですが、現在の地球環境汚染の現状を痛烈に描き出してる喜劇でもある映画なんです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
簡単なストーリーはこちら⬇︎
https://m.youtube.com/watch?v=tNw4INTdBbQ
彗星衝突という地球の危機を察知した落ちこぼれの天文学者と教え子が、世界中にその事実を伝えようと奔走する姿を描いた映画です
https://search.yahoo.co.jp/amp/s/eiga.com/amp/movie/95704/%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D
半年後に地球に衝突する巨大彗星が発見され、進路をそらすため核爆弾を積んだ宇宙ロケットが飛び立つなどのストーリーを聞くと地球が消滅することを阻止するアクション映画だと思う方がいると思います
しかしこの映画が我々に与えているメッセージは全く別なのです
その事実に対して大統領やメディアは真剣に捉えずに逆に絶対にそんなことが起きないと言うキャンペーンまで始めるのです
この様子がまさに今の環境汚染や気候変動と一緒なのです
気候変動や環境汚染によって我々の未来は厳しい状態にあります
そのことを真剣に捉えずに、政治活動や国の損益に話をすり替えているのです
映画を見た方ならもうお気づきの方も多いだろうと思います
そうなんです!
本作でマッケイ監督が揶揄したのは、トランプ前米大統領のでたらめな政権運営、反知性主義、偏見と差別による分断の助長などなどを描き出せるのです
彗星衝突の危機への初動も、地球温暖化をフェイクと断じたトランプ政権にぴたりと重なります
ケイトへのネット上での攻撃も、国連で怒りの演説を行った若き環境運動家グレタ・トゥーンベリさんに対する温暖化否定派からの誹謗中傷にヒントを得たはずです
小惑星が地球に衝突する可能性が99%だと必死に科学者が言っているのに、大統領は100%では無いから起きない可能性もあると言うことを語り始めるのです
さらには国益やら自分の選挙活動にこのことを利用して指示を高めようとするのです
映画の後半に惑星にミサイルを衝突さして衝突を回避するシーンがあります
映画の中では失敗に終わります
これもわれわれは環境汚染や温暖化が今後新たなるテクノロジーで簡単に解決できると信じ込まされているのです
テクノロジーがあるから大丈夫だ!
そう信じ込まされているのですが、実際それが失敗に終わったら・・・
そんなことを暗示させてます
さらに上流階級の方々は他の惑星に移住することをチョイスします
地球がダメだったら他の惑星に行けばいい
実際に他の惑星への移住計画は進行しているのです
我々普通の庶民には考えられないプロジェクトが国家予算並みのお金がつぎ込まれて実行されてます
国民と世界の人々の安全や健康よりも自分の利益を追求する、呆れた政府がほとんどの国です
社会も社会で、危機感を持つ人と持たない人の間で対立が起きては問題をこじらせる・・・
そして最後本当に監督が描きたかった未来が見ることができます
エンドクレジットの後にも映像があるので絶対に最後まで見てください
結局は人間の命よりも、地球の未来よりも、経済やお金、地位や名誉を優先してしまうのが人間なのかもしれません
主演のレオナルド・ディカプリオはハリウッドきっての環境活動家です
ディカプリオは、「タイタニック」で大ブレイクする前から地球温暖化に危機感を持ってきた環境活動家なんです
過去には、製作、脚本、ナレーション、出演を務めたドキュメンタリー「The 11th Hour」(日本未公開)を手がけてもいます
そんな彼はこんなコメントを残しています⬇︎
環境について語る映画を作りたいと、僕はずっと願ってきた。でも、何世紀かにわたって少しずつ起こってきた変化を、映画で緊張感たっぷりに語るにはどうすればいいのだろう?おもしろいストーリーを作るのは、ほぼ不可能だ。そんなところへアダムが天才的なアイデアを思いついたのさ。彗星を使うんだよ。彗星が地球にぶつかってくるんだ。人類、社会、政治家は、それにどう対応するのか。地球温暖化の問題に人間がどう反応してきたかを2時間で語るのに、これは天才的な方法だと僕は思った
この映画を見て『環境問題は最優先事項だ』と気づいてくれる人が、少しでもいいからいてくれれば。それがこの映画のゴール。僕らは今、かつてない状況に置かれている。僕らは二酸化炭素、温室効果ガスに囲まれている。誰に投票するかにおいても、この問題を重視して決めないとダメだ
監督をダイレクトにこの映画は気候変動のことを題材にしてるんではないと言ってます
だから面白くって風刺な最高な映画になってるのです
ぜひNetflixで無料で見れるので年末年始に見ることをお勧めします
そしてそれぞれの方々が感じる我々の未来を考えていく時期だと思っています
そんなことを映画を見て感じたのでブログに書くことにしました
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