欧州での異常な猛暑が続く中で森林火災や干ばつが深刻化している現実があります
日本国内でも6月は観測史上記録的な猛暑に襲われたことが発表されました
そして7月に入ると各地で線状降水帯が発生し水害が私たちの生活を脅かしています
株式会社 日向の鳥辺康則です
このような異常気象とも言える天候は日本だけの話では無いのです
世界各地で様々な異変が起きています
欧州では異常な猛暑が連日続き大変なことが起きてます
スペインでは観測史上最も最高気温になる47.4度を記録しました
ポルトガル中部ロウザンでは観測史上最高となる46.3度を記録しました
フランス南西部のビアリッツで42.9度を観測しましたは42.9度を観測しました
フランス国内は冷房のない家屋も多く暑さだけで多くの人が熱中症になり搬送されたことが報道されています
イギリスでは観測史上初となる40度越えが記録されました
他にもイタリアやクロアチア、北欧などで観測史上類を見ない高温が記録されています
北極圏のノルウェー・パナクでは32.5度を観測しました
平年気温を20度以上も上回っているのです
その影響で欧州各地で深刻な森林火災も発生しています
ポルトガルやスペイン、フランスでも大規模な森林火災が今も止まっていません
フランス南西部で発生した2カ所の山火事では、消防士1000人以上を動員し12日から消火作業が続いています
ポルトガルではやや気温が低下したものの、一部では依然として気温が摂氏40度超となる見込みで、警報が発令されていおり、17カ所で山火事が発生しています
スペインでも、先週西部で発生した山火事に続き、南部で新たな山火事が発生しました
その影響で特に都市部の大気が汚染され深刻な事態になっています
世界気象機関(WMO)は、熱波が特に都市部で大気の質を悪化させると警告を発しました
WMO幹部は会見で「停滞した大気は、粒子状物質を含む大気汚染物質を閉じ込める。これが大気の質を悪化させ、健康に悪影響を及ぼす場合がある」と述べたんです
場所によっては町中に煙が充満し息をするのも大変な状況で多くの方が避難されているところもあります
欧州全域では年々降水量が減少し空気が乾燥することによって山火事が起きやすくなっています
他にも深刻な干ばつが多発しています
イタリアでは過去70年で最悪の干ばつが起きています
それによって国内で最も長いポー川が干上がると言う事態が起きてるのです
フランスでも記録的な干ばつが観測され深刻な時代になっています
ポルトガルでも国土の96%以上で極度の干ばつが記録されています
スペインでも連日40度をかける猛暑の中深刻な干ばつが続いています
欧州の猛暑は、偏西風の蛇行によってアフリカ北部から熱波が北上したことが直接の原因だと言われています
日本にも猛暑をもたらした偏西風の蛇行は、北極の急激な温暖化が一因とされてます
世界気象機関(WMO)は「人間の活動によって北極が温暖化し、偏西風の蛇行が生じやすい条件を強化している。そのため北半球各地で夏の雨や乾燥、高温(などの異常気象)を長引かせている」と指摘すました
つまりは人間が引き起こした異常気象と言うことです
人間はどれくらいの猛暑まで耐えられるのでしょうか?
世界中の多くの科学者たちはそのようなことも研究しています
その結果、体感温度に似「湿球温度」(温度計の球状の部分を湿らせた布で覆い、湿度と温度を合わせて測定した値)の35度が人間の安全上限ライン(臨界温度)だと推定してます
これは湿度によっても大きく変わります
湿球温度35度は湿度が100%の時の35度で、湿度50%の時の46.1度です
つまり気温だけではなく湿度がとてもポイントになるみたいです
この温度体を超えると何が起きるのか?
この臨界温度を越えると、人間の体は深部体温(人体内部の臓器の温度)を恒常的に維持するために身体表面の汗を蒸発させ自らを冷やすことができなくなる
世界ではこの臨界温度にほぼ近い猛暑が観測されています
そして猛暑による死者数の90%が65歳以上の高齢者になります
暑さで死んでしまうと言うことです
人間が行ってきた環境破壊や環境汚染の影響で様々な異常気象が連日のように起こっています
われわれはこのことを真剣に受け止めて対応しなければさらなる悲劇が起こることも予想されています
そんなことを感じてブログに書きました
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