今年世界を襲った殺人的熱波は人災なのか天災なのか?
国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)がエジプトで開幕し、世界は地球温暖化への早急な対応を次のレベルへ進めなければいけない会議がスタートしました
世界で起こっている異常気象は天候不順と言う「天災」なのか?人間が引き起こした「人災」なのか?どちらのでしょうか?
株式会社 日向の鳥辺康則です
IPCCの報告書によるとこれらの異常気象は「人間の影響なければ起こらなかった!」とはっきりと明記されてます
「人間の影響が大気・海洋・陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない」とはっきり明記されています
もちろん中長期的に見れば太陽の影響が60%程度になり地球は冷却化すると言う見方もあります
しかしこれはまだまだ先の話です
まだ温暖化は真っ赤な嘘で実際は起きていないと言う説もあります
国連が儲けるためのでっち話だと言う主張です
そんなふうに温暖化に対して懐疑派がたくさんいることも知っています
でも、世界で起こっている様々な異常気象はどうなるのでしょうか?
世界保健機関(WHO)は7日、今年の猛暑により欧州で少なくとも1万5000人が死亡したとの集計公表しました
今年6~8月は、観測史上、欧州で最も暑い3か月間となりました
その結果欧州は中世以来で最悪の干ばつに見舞われてます
3か月間でドイツで約4500人・スペインで4000人近く・英国で3200人超・ポルトガルで1000人超の死亡が報告されました
報告書が集まるにつれ犠牲者数はさらに増えることが予想されています
WHOは「欧州地域における気象関連死の主因は熱中症」だとしています
1万5000人以上の方々が死んだのです
これを聞いて自分は無関係だと言えるでしょうか?
もし今起きている異常気象が人災なのであれば?
私たちが殺してしまったと言っても間違いでは無いかもしれないのです
猛暑や熱波など極端な高温による死者が約20年間で7割増えてます
このたった20年間で7割以上増えてるって異常じゃないですか?
それによって極度の食糧不足も深刻化になっています
その結果で食料がなく飢餓で死ぬ方はどれぐらいいるのでしょうか?
これらの方々も二次被害者として人災によって殺されてるのです
さらに、気候変動が世界の感染症の半数以上を悪化させていると科学者らが指摘しています
興味ある方は映像をどうぞ⬇︎
地球温暖化が進むと新たなウイルスが発生しやすくなり、病原体を運ぶ蚊や動物がこれまではいなかった地域にも生息地を広げるためパンデミックが起こりやすくなるといいます
これらの世界パンデミックも、結局は自分たちで首を絞めている人災なのです
世界保健機関(WHO)の専門家は、人類はこの健康の安全保障上の脅威に「備えなければならない」と警告しています
もはや他人事ではない事態が地球でたくさん起きています
温暖化懐疑派であろうとそうでなかろうとどちらでも良いのですが、これだけたくさんの方が被害に遭い死んでいるのに無視して良いのでしょうか?
もしその亡くなった人が自分の家族だったら?
そんなふうに考えてみたらどんな感情が湧き上がってくるのでしょうか?
私たちはたくさんのことを自分のこととして考え、行動を変えていかなければいけません
国や政治・企業だけに頼ってられません
できることがあるのであれば、少しでいいから自分事として行動するべきだと思ってます
そんなことを強く感じたのでブログに書きました
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