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世界の氷河は最大で半分近く消失する可能性がある

ものすごいスピードで世界の氷河はしている事実があります

一体何が問題あるのでしょうか?

株式会社 日向の鳥辺康則です

世界の山岳には21万5000カ所を超える氷河が存在してます

それらの氷河が降雪と気温上昇によりそれぞれ拡大や縮小しています

これらの氷河は地球上の20億人近くに新鮮な水を提供してます

そんな氷河は温暖化の気温上昇によってものすごいスピードで失われていってるのです

そして今回、気温が4度上昇した場合には今世紀末までに氷河の質量は2015年と比較して41%失われる見通しであることが分かりました

仮に気温の上昇幅が1.5度の範囲に収まったとしても、氷河の質量は今世紀末までに26%失われます

各国は上昇幅を1.5度に抑えることを目指していますが、現在のところ達成できる見込みはありません

最良の気候変動シナリオの下でも、世界の氷河の最大半分は2100年までに消失するというのが論文が発表されたのです

国連によれば、各国が現状公約している気候変動対策では2100年までに気温が2.1~2.9度上昇すると予測されてます

仮にそうなると欧州の中央部や北米西部・ニュージーランドなど複数の地域の氷河はほぼ完全に消失する可能性があります

では一体氷河がなくなるとどんな問題があるのでしょうか?

一つは海面上昇です

氷河の縮小は間違いなく海面上昇にも明確な影響を及ぼします

研究者らの予測によると、1.5度の温暖化で海面は90ミリ上昇します

4度なら154ミリ上昇すると言われます

海面の上昇は世界の沿岸地域に暮らす数十億人に脅威をもたらします

つまり住む場所が失われると言うことです

そして飲み水も失うと言うことです

さらに怖いのはこの氷河の中に太古の時代のウィルスやバクテリアが封じ込められているのです

それが氷河の融解によって地上に放出され始めているのです

専門家は次のパンデミックはコウモリや動物ではなく、評価の中からやってくると言っています

過去に書いたブログがあるので興味ある方は参考にしてください⬇︎

「次なるパンデミックのウィルスは氷河の中からやってくるかもしれない」

https://117kirei.com/20221026toribeblog/

「永久凍土から致死性微生物が解き放たれる可能性もあるのです」

https://117kirei.com/20220705toribeblog/

日本で氷河が失われると言うニュースを聞いても関心を示す方は少ないかもしれません

でも実際には我々の生活や生命にも関わると言うとても大切なことなのです

環境問題が解決しない一つの理由として無関心があります

氷河が失われていると言うニュースを聞いて、少しでも関心を持ってほしいと思いました

なぜならば関係があるからです

どんなに環境問題に無関心でも、無関係な人は地球上に一人もいません

大気も海も全てつながっています

すべての地球上の生き物に関係していることなのです

だからこそ、少しでも関心を持っていただき自分のできることを確実に実行してほしいと思ってるのです

そんなことを思ってブログに書きました

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