世界の平均気温は2023年に過去最高を更新する可能性があります
WMO(世界気象機関)が21日に発表した年次報告書によると、2015年から2022年の8年間の平均気温が観測史上最も高くなったと言う事実があります
この温暖化の影響で、スペインやドイツなどヨーロッパでは2022年に熱波による死者が例年と比べて1万5,000人多かった事実があるんです
株式会社 日向の鳥辺康則です
WMOのターラス事務局長は「異常気象による損失や損害が2022年に数十億ドルに達した」とも発表しています
しかしそれはまだ序章にしか過ぎないのかもしれません
なぜならば2023年から2024年にかけて大規模なエルニーニョが発生することが影響で、さらに世界最高気温は更新される可能性が大きいからです
エルニーニョは通常地球レベルで記録的な高温をもたらします
そして、今年最大級のエルニーニョが発生することが予測でわかっているのです
既に東南アジアを始めとして記録的な熱波が襲っています
東南アジアでは一部の国が史上最高気温を記録してます
ラオス北部のルアンパバーンでは18日に気温が42.7度まで上がりました
タイも先週末に史上初の45度超えを記録しました
北西部の都市タークで45.4度の暑さとなった他に、首都バンコクのバンナー区で体感温度が50.2度に達するとの予報に基づき一部の県に警報を出したんです
体感温度50度を超えると人間は生きていくことができないと言われています
さらに気温は上昇しておりプラユット首相は18日の声明で、同区の気温が52.3度にもなる恐れがあると述べてます
隣国ミャンマーでは17日に北部サガイン地域の町カレワで4月としては史上最高の44度を記録しました
中国でも18日に南東部・雲南省元陽県の気温が42.4度まで上昇しました
17日は12省の計100カ所以上で4月の最高気温を記録したといいます
インド気象当局によると、18日は国内48カ所で42度を超えたと発表されました
最高は東部オリッサ州の44.2度だったそうです
その影響で熱中症にかかり多くの方々が亡くなっています
暑さで人がバタバタ死んでいってるのです
南アジアのパキスタン・ネパール・バングラデシュでも最高記録には及ばないものの40度以上の日が続いています
それだけでは無いのです
森林火災や過去最悪の干ばつによって、被害は想像以上になってます。
ヨーロッパも含め全世界で干ばつの問題は深刻になる一方です
ウクライナ情勢や原油高によってただでさえも物価が高くなっているのに、大規模な熱波障害によって干ばつが影響しさらに悪化することがわかっています
他国で起きている事は日本に関係ないのではありません
地球上で起きているすべての事は関係してるのです
これらをもたらしたのは人間です
その最悪の事態がますます悪化しています
我々はいつになったら考え方を変えて行動するのでしょうか?
そんなことをニュースを聞きながら感じたのでブログに書きました
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