線状降水帯を甘く見ちゃいけないと心から実感しました
昨日大分県から熊本県へ向かおうと朝6時に出発したところ高速道路が上下線とも通行止めでした
大分道の九重ICから鳥栖ジャンクションの間なのですが全面通行止めです
株式会社 日向の鳥辺康則です
その区間下道を通って久留米に向かったのですが・・・
それが地獄の始まりでした
下道の国道はどこも車でいっぱいです
山道では、道路に水が溜まっていきまるでプールのような状態になっていきます
あれよあれよと言う間に膝下位の水が道路に溜まっていくのです
しかし国道の一本道なので止まることもできずに進めていくしかありません
車体の高いトラックはいいんですが、借りていたのが小さな車だったので、途中止まったらどうしようと言う恐怖でいっぱいでした
しかしギリギリのところで国道を通り抜けて福岡県に突入
後ろを振り向くと後10分の差で道路が完全に閉鎖されていました
やったー!と思ったのほんの数10分です
福岡県に入り、うきは市まで来た時に異常事態に気づきます
すべての国道・県道・市道が久留米方面へ行く道が全面通行止めなのです
何とか迂回しながら進む道を探すのですが、その間にも先の見えない大雨が降り河川がドンドン水かさ増していきます
そして何回も響く警戒情報通信
レベル5です
います。避難しなければいけない危機的な状況だと言うことをようやくわかりました。
その瞬間、目の前では田んぼの水が決壊し、道路があっという間にプール状態に・・・
さらに小さな川が氾濫して濁流が道路にどんどん押し寄せてくるのです
あっという間に道路は川となってしまいました
そこを無理して通る車はすべて途中でストップし、緊急要請で救助されている姿もたくさん見ました
濁流とともに倒木もたくさん道路に流れ込んできます
進めるわけない状態になる
右に行っても左に行ってもすべて通行止め
完全に孤立状態です
とりあえず避難した自動車修理工場の周りもどんどん水が溜まっていきます
生まれて52年間で初めて体験する恐怖です
線状降水帯を甘く見ちゃいけない!
どんなにテレビやメディアで知っていたとしても、経験するのは別問題です
今起きている環境問題を本当に甘く見ちゃいけない
命に関わる問題です
自然には勝てないのです
とりあえず車を捨てて避難所へ行きました
午後からは少し雨は弱くなったのですが、道路の通行止めは解除になりません
そんな恐怖を感じながらニュースを見ると、東京都は35度を超す猛暑日らしいです
さらに、山梨県では、38度を超える殺人的な暑さだそうです
スーパーエルニーニョの影響で日本に起こってる異常気象です
殺人的な熱波&記録的な豪雨
「火」と「水」の洗礼です
カミの洗礼と言うしかないのです
いったい我々人間にどんな教訓を教えようとして起きているのでしょうか?
真剣にそんなことを考えました
そして今世界で起きている異常気象を日本でも目の当たりにする時が来ているのです
決して他人事ではないと言うことです
そんなことを心から実感して恐怖を味わいました
これも全て人間のエゴが作り出した結果なんです
そんなことを感じたのでブログに書きました
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