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永遠の化学物質PFASの新たなる問題が浮上してきています

過去に何度も永遠の化学物質「PFAS(ピーファス)」に対しての危険性や問題のブログを書いてきました

日本では沖縄県や東京都などの水道水の水源で検出されたり、愛知県や岐阜県の水源でも検出されて大問題になっています

株式会社 日向の鳥辺康則です

国も自治体もこのことに対して本格的にこれから調査しようと言う段階です

地域住民の血中からは高濃度のPFASが検出されたりもしています

フライパンのコーティングやファストフードの包装紙に使われる熱や薬品に強い物質PFAS

極めて長期にわたって環境中に残留することから「永遠の化学物質」という扱いを受けて健康への悪影響が懸念されています

PFASへの暴露は、低出生体重児・高コレステロール・甲状腺疾患・腎臓がんや肝臓がんのリスク上昇と関連する可能性があると考えられてます

またある医師はこんな表現をしています

「PFASは何がダメかというと、肝臓から出るんだけど腸で吸収されて、また肝臓に戻ってクルクル回るだけなので排出されないんですよ。半分なくなるのに5年かかる、10年以上は身体に残り続けるわけです」

つまりは少量の暴露でも、体外に出にくいので蓄積される疑いがあるのです

この問題は今後もっと大きくなっていくと私は考えています

そんな厄介な化学物質PFASが新たなる問題を投げかけているのです

それは新たな研究により、環境に優しいという名目で導入が促進されている紙・竹製ストローにはプラスチック製ストローよりも多くのPFASが含まれていることが分かったのです

え〜環境に配慮したストローが暴露元になってるとしたらどう思いますか?

近年プラスチックの代替品として紙や竹でできたストローが食品業界に導入されることが増えてきましたよね

こうしたストローには撥水性を高めるためにPFASが添加されることが新たにわかったのです

あくまでも研究は日本ではなく、ベルギーでのものなのでヨーロッパで流通してるストローが主になる話になりますが他人事ではありません

今回の調査では、すべての紙や竹製のストローからPFASが検出されたと言うことです

特に暴露濃度が高いのが主に植物由来の材料から作られたストローだったということです

これらの『環境に優しい』植物由来のストローは、ヒトや環境におけるPFAS暴露の新たな原因となりうることがわかったのです

唯一全くPFASが検出されなかったのがステンレス製ストローです

ただし、今回発表された論文ではそれらのストローからどれぐらいの量のPFASが人体に入るのかと言う事は明記されていません

つまり「紙・竹製ストローを使うとPFAS摂取につながる」とは言い切れないと書いてあります

そこまで調べてないと言うことです

でも気になるニュースであることには変わりないですよね

環境問題に意識の高い人ほど、そのようなストローを選ぶと思っています

結果として、別の意味で健康害するようなものを摂取してる可能性がゼロではないと言うことがわかったのです

これが化学物質依存型社会の現状です

一方で良いと思ったものが、別の方面から見てみるとそうでないものになっている

つまり、われわれは化学物質を完全に排除することができないと言うことです

化学物質と共に生きなければいけないのです

そんな中で、どのように共存共生できるのか?

私たちはそんなことを真剣に26年以上研究し、生活の中に提案しています

化学物質との共存共生は可能なんです

そして健康や環境を害することなく今の生活を続けることができるのです

今回のニュースを聞いてそんなことを感じたのでブログに書きました

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