人間が行動自粛すると大気汚染が劇的に良くなるみたいです
大気汚染の原因はやはり人間の活動によって引き起こされていることがわかりました
新型コロナウィルスの影響で行動自粛が規制されている国々で一気に大気汚染がきれいになったとのことです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
まずはウィルスの発生源である中国では感染拡大を防止するために、多くの工場が生産が停止し、移動も制限されました
その結果5日間で大きな大気汚染の汚染現象がNASAの衛星によって認められたと言うことです
スタンフォード大学の研究によるとこの2カ月間にわたり大気汚染レベルが低下したことで、中国では7万3000千人以上の命が救われたと発表しています
つまり、大気汚染の軽減によって救われた人名の数は、新型コロナウィルスの感染によって亡くなった人名の約20倍に足していると言う結論です
ここで示されたデータは普段は見過ごされている健康上の脅威を明らかにしているのです
人類の活動は、人々の命を危険にさらしていると言うことです
そしてイタリアでも同じようなことが起きています
新型コロナウィルスのパンデミックを抑制するために、イタリアでは移動制限を国内全域に拡大しました
さらに食料品及び医薬品以外の全店舗を閉鎖し外出禁止令を発動しました
NASAの衛星写真によるとイタリア北部での大気汚染が著しく減少したと言うことです
厳しい移動制限のかけてイタリア経済全体が打撃を受けましたが、それによって車や石炭火力電力所などから排出される二酸化炭素の排出量が減ったと言うことなんです
つまり、二酸化炭素を含むあらゆる種類の汚染物質は間違いなく人間活動に由来すると言うことなんです
皮肉な話ですが、新型コロナウィルスが世界で広がると同時に大気汚染が世界で改善されていっていると言う事実です
テレビでは連日新型コロナウィルスのニュースをやっています
しかし、連日大気汚染のニュースは一切報道されません
どちらが人命にとって深刻的な打撃を与えているかはわかると思います
大気汚染のパンデミックは誰も気にしないの?
WHO (世界保健機関)は新型コロナウィルスの拡大をパンデミックと認め世界報道しました
それを受けて各国では入国規制や行動規制がかけられています
世界のほぼ全ての国のメディアのニュースでこのことが取り上げられてます
しかし、WHOは去年末に「大気汚染のパンデミック」により、世界の寿命は平均して3年短くなっていると発表したのです
さらに、大気汚染が原因の早期死亡者数は全世界で年間880万人に達すると発表されたのです
昨年発表された調査結果のおよそ2倍に及んでいることがわかりました
今回の発表論文によると、大気汚染による年間者数を他の原因と比較した場合、マラリアの19倍、後天性免疫不全症候群(AIDS)及びエイズウィルス(HIV)感染の9倍、アルコールの3倍に上もあると言うことです
大気汚染のほとんどの原因は人間の活動による汚染に起因しており、主に化石燃料の使用によるものであると言われています
これだけ大変な事態をWHOはパンデミックとして発表してるのにメディアではほとんど報道されません
報道すれば工場を稼働している企業の責任だったり、自動車産業にダメージが起こるためだと思われます
都合の良い事は報道して、都合の悪い事は報道しない
大気汚染は年々悪化しており、それにより心臓発作や脳卒中、その他の心臓血管が急増していると言われています
世界保健機関(WHO)の推定では、喫煙による超過死亡者数は720万人です
つまり年間の超過死亡者数の原因が、喫煙より大気汚染が多いことを意味してるのです
喫煙は回避できるが、大気汚染からは逃げられないのが現状です
上記で書いた通り、新型コロナウィルスが世界で広がることにより行動規制や渡航規制が全世界で発令されています
それによって間違いなく大気汚染の悪化が改善されているのであればある意味多くの方々の命を救っているかもしれないと言うことです
不謹慎な言い方かもしれませんが、実際データが示す事は事実だと思うのです
新型コロナウィルスに感染して死亡するとメディアは取り上げるのに、大気汚染が原因で死亡しても誰も語る事はありません
そんなことを強く感じて今回ブログを書きました
決して新型コロナウィルスが世界で広がることを良いと思ってるわけではありません
1日でも収束する日が早く来ることを心から願っています
その上で大気汚染問題も真剣に取り組むべきだと思うのです
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