他者を責めることによって明るい地球の未来は来るのでしょうか?
仕事柄環境問題のセミナーやSDGsに関する講習会を受講することもあります
環境問題関連のグループに属していたりもします
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
その中で非常に違和感を感じることがあるのです
それは環境問題に取り組んでいる人は「善」、取り組んでいない人は「悪」と決めて他人を責めている光景をよく聞くからです
環境問題の実情をセミナーで聞いた後ダメ出しされることが多いです
・お肉は食べちゃダメ!
・飛行機は乗っちゃだめ!
・ガソリン車は乗っちゃだめ!
・ペットボトルのお水は買っちゃダメ!
・常にマイバックやマイ箸、マイボトルを持って生活するのが当たり前!・・・・
自分たちは正しくて、あなたたちは間違っていると決めつけられて攻撃されます
他人を攻撃して分断を招いてその先に明るい未来はあるのでしょうか?
それは個人レベルだけでは無いのです
国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)の大きな議題は、地球温暖化の主要因とされる化石燃料の削減でした
石炭に頼る中国や発展途上国から支持されたインドが反発し、最終的には「段階的削減」に目標が修正されました
会議の出席者や多くの記者はインドの代表を責めるような形になりました
しかし実際は多くの先進国が1760年代の産業革命から石炭を使いまくって富を得て今になって削減すれ!と発展途上国のせいにしてるだけなのです
自分たちが汚しまくってきたことに目を向けずに、発展途上国には制限を強制してるのです
今の時代石炭火力発電以外の選択はたくさんあります
水力・風力・地熱・太陽光といったクリーンエネルギーがあるのですが、実際は費用がかかりすぎ非効率的な部分があるので安くて効率的な化石燃料が使われるのです
もしくは原子力発電所をバンバン作って電力を作るしかありません
石炭火力発電が良いと言う話ではありません
それに代わる代替エネルギーを安価で簡単に作り出す仕組みがなければ電力不足が起きます
デモ参加者や文句を言ってる人がスマートフォンを使ってるって事は電力を使ってることになります
家でも電力を使いまくってるんです
人間は生まれた時から環境を汚す生き物です
だからこそ自分自身の考え方や生活が問われているだけで、他人に強制したり不平不満を言うべきものでは無いのです
自分が正しいと思ったことを行えばいいのです
他人に目を向けないでください
自分自身が本当に正しいと思ったことを自分の責任で決断して行えばいいのです
コンビニでレジ袋もらう人を責めてはいけません
お肉を食べる人を責めてはいけません
エアコンを使う人を責めてはいけません
自分が正しいと思っている反対は間違いではありません
正しいの反対は別の正しいなのです
それに気づかなければ永遠に戦争や紛争が起きます
人の振り見て我が振り直せと言う言葉があります
相手の思考や行動を見て間違ってると思ったら自分自身に照らし合わせてしなきゃいいのです
イライラしたり注意したり攻撃したりしないことです
なぜならば環境問題の1番の原因は人間の意識です
人間の思考や意識が今の悪化した環境を作り出してます
人を攻撃したり差別したり分断をしたりするような意識では明るい未来は気づけないと思っています
そんなことを先日参加したセミナーで感じたのでブログに書きました
No comments yet.