われわれは「微生物」から何かを学ばなければいけないのかもしれない
大量生産・大量消費の資本主義社会がもたらした我々の負の遺産がこれからどうなるんだろうかと考えることがあります
経済が発展し続けると言う前提で全てが進んでいる時代は終わったのかもしれません
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
なぜならばその結果代償として地球環境破壊し続けているからです
そしてその環境で暮らす人間に化学物質汚染と言う最も深刻な状態を与えています
地球環境化学物質汚染の7割の原因は家庭から出す排水と言われています
プラスチック汚染・大気汚染・水質汚染・海洋汚染・石油汚染・放射能汚染・・・・
これらの大問題は全て自然界でほぼ分解されることのない人工物を後先考えずに大量生産・大量廃棄・放出し続けた事が原因です
しかし今微生物の中で大きな異変が起きています
スウェーデン・チャルマース工科大学の研究では、「微生物がプラスチックを食べるように変異している」可能性が示唆されているのです
世界38カ国で国際的調査が行われました
その結果は、海洋で1万2000万種
土壌から1万8000種の新たなプラシック分解酵素が発見されたのです
そして興味深いのがプラスチックを鮮度が高い地域ほど、微生物が持つプラスチック分解酵素が豊富である傾向もわかったのです
さらにその新たな分解酵素の60%以上は、これまでの酵素の分類に当てはまらないものなんです
つまり微生物は未知なる方法でプラスチックを分解してることがわかったのです
プラスチック以外でも、放射性物質や石油を分解する微生物の存在も既に確認されているのです
近年、人体や生態系への懸念が懸念されているネオニコチノイド系農薬も分解する微生物も発見されています
人間が後先考えずに大量に使い続けている様々な化学物質を微生物たちは環境に適応すべく、これまで分解できなかったものを分解できるように自らを変異しているのです
だからと言って微生物に分解を任せて無造作に人工物を廃棄し続けていいと言うわけではありません
体内に取り込まれた化学物質や人工物質も同じです
体内に存在している膨大な数の微生物たちの平によって分解・正常化が保たれているのかもしれないと言うことです
地球に存在している生命体はすべて調和やバランスを保つように変異し続けているのです
それこそが自然の摂理であり私たちはこのことから多くのことを学び本当に謙虚に受け入れることが大切だと思ってます
そんな大切な微生物や菌・ウィルスを私たちは敵だと思い殺そうとしてると言う現実もあります
私たちの責任の取れない後始末を皆してくれているものが本当に敵なのでしょうか?
殺菌や除菌が騒がれている世の中の中で微生物は一体我々に何をメッセージとして送ってるのでしょうか?
もう一度真剣に微生物から人間は学ばなければいけない時期が来てると思います
そんなことを強く思ってブログに書きました
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