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大気汚染と自己免疫疾患の関連性が少しずつわかってきたみたいです

目には見えないのですが確実に汚染が広がっている大気汚染です

PM2.5いやPM10など微小な極めて小さな固形微粒子と水滴などが混合し、それらを吸い込むことによって様々な病気が増えることが報告されています

株式会社 日向の鳥辺康則です

PM2.5とPM10の主な発生原因には工場や交通、建設現場、未舗装道路、畑、野外でのたき火、工場などの大煙突があります

ある調査によると大気汚染が原因とされる死亡者数は1年間で800万人を超えると言われています

新型コロナウィルスパンデミックが起き約2年以上が経っていますが世界での死亡者は約600万人位と言われています

それと比較してもいかに大気汚染が深刻な問題かがわかると思うのです

この大気汚染はますます悪化の一途をたどっています

全世界の人々に影響を及ぼし平均寿命で2.2年間短くしています

そして我々が考える以上に大気汚染は様々な病気を誘発しているのです

今回分かったのは大気汚染と自己免疫疾患の因果関係です

大気汚染の水準が高い地域に住んでいた人は関節リウマチや炎症性腸疾患など自己免疫疾患になる危険性が高いことが分かったんです

自己免疫疾患の例としては他に、狼瘡(ろうそう)やセリアック病、1型糖尿病、白斑、乾癬(かんせん)、多発性硬化症があります

こうした病気は過去10年間で次第に増えています

具体的な原因は不明だが、ある研究者の一団はこのほど大気汚染との関連性を分析したんです

PM10への長期的な暴露は、特に関節リウマチのリスク上昇と関連していた一方、PM2.5は関節リウマチを含め結合組織疾患や炎症性腸疾患と関連していました

交通や産業性の大気汚染物質が最悪だということです

研究者らは論文に次のように記しています

「PM2.5の分子はその直径が小さいことから、より大きなPMと比べて雨や天気の条件に左右されにくい。PM2.5の濃度は雨により変動しないため、PM10よりも大気汚染への慢性的な暴露を示す上でより正確な尺度かもしれない。この点が、私たちの分析に見られた食い違いを説明している可能性がある」

最も大きな悪影響をもたらしたのは交通や産業性の大気汚染物質への長期的な暴露で、関節リウマチのリスクは40%、炎症性腸疾患のリスクは20%高まったんです

また、大気汚染への暴露は、結合組織疾患のリスクを15%増加させている可能性があります

これはタンパク質を豊富に含み、臓器の機能を支える組織、コラーゲンとエラスチンに関わる疾患群です

コラーゲンとエラスチンは腱(けん)や靱帯(じんたい)、肌、角膜、骨、血管に見られる。結合組織疾患の例には、強皮症や狼瘡、関節リウマチ、チャーグ・ストラウス症候群などがあります

まだまだこれから大気汚染の現状と病気の関連性は明らかになってくると思われます

目に見えないだけにとても気をつけなきゃいけないのが大気汚染です

海も大気もつながっているのです

自分の国では対策がなされていても、他国が汚染原因を排泄する以上すべて影響があります

戦争をやってる場合じゃないんです

全世界の国民が地球人として1つの問題に取り組まなければ最悪の事態を招いてしまう可能性があります

そんなことを今回のニュースから感じたのでブログに書きました

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