目に見えないプラスチック汚染は私たちが思ってる以上に深刻な事態になっています
最近マイクロプラスチックに関わる最新のニュースがたくさん発表されています
衝撃的だったのが人間の血液からと肺から大量のマイクロプラスチックが検出されたと言うニュースです
株式会社 日向の鳥辺康則です
詳しく知りたい方はこちらを参照にしてください⬇︎
今やマイクロプラスチックは地球上の至るところに存在しているのです
ちょっと前までは海の中の海洋汚染源として注目されました
しかし今では食べ物の中、水の中、空気の中いたるところに存在していることがわかっています
自然界では分解されづらく、何百年も形を変えて地球上を浮遊してるのです
はっきりわかってる事は、地球上に住むすべての人間が結局影響受けていると言うことです
以前行われた研究では人間の食べ物、飲み水、便、胎盤、さらには肺からもマイクロプラスチックが見つか っており、空気中を漂っていることが分かってい
2019年の調査では、現在人は平均して、毎年約5万粒のマイクロプラスチック片を体内に取り込んでいると推定されてます
さらに2021年の調査では、人間は平均して、毎週クレジットカード1枚分のプラスチックを体内に取り込んでいると推定されててす
特に赤ちゃんは成人の2倍以上のプラシック被曝に合ってると言うことなのです
以前はプラスチックは体内に入っても便や尿として排泄できるのでそんなに危険性は無いと言われていました
最近はかなり健康に対してリスクを伴っていることが懸念されています
しかし結論から言うと健康への影響ははっきりしていません
研究では、プラスチックによく使われる化学物質のビスフェノールA(BPA)、パーフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)などを、がんのリスク増加 、不妊や発達に関する問題、ホルモンの乱れと関連付けています
また、ある研究では、人間の腸内に入ったマイクロプラスチックが危険な炎症を引き起こし、がんに関係のあるプロセスを引き起こすことが示唆されています
さらに別の研究では、プラスチック粒子が人間の肺細胞の機能を変化させることが分かってます
はっきりと因果関係がないにしてもこれだけの研究データが次から次えと発表されています
どう考えたって人体に悪影響及ぼしてるに決まっていると思ってます
研究者らは、健康のためにはプラスチックの使用をやめ、毒性の低い素材へと切り替えていくべきだと述べているのですが一向に現実化しません
実際に人体に悪影響が少ないプラスチック剤の開発やプラスチックフリーの活動は世界で進んでいます
しかしコスト面や耐久性の問題、消費者の認知などが原因で現実化していないのです
ペットボトル1つにしても多くの方がリサイクルされていると勘違いしています
日本の公式なプラスチックのリサイクル率は84%と言われています
しかし実際は半数以上を燃やすことによってエネルギー回収をする方法に回してるのです
- サーマル・リサイクル:プラスチックを燃やすエネルギーを回収する (56%)
- マテリアル・リサイクル:プラスチックを材料として再利用する (23%)
- ケミカル・リサイクル:化学的な方法で分子にして材料・製品にする(4%)
他国ではサーマル・リサイクルをリサイクルとは言いません
そのことを考えるとほとんどの分別ゴミのプラスチックは燃やされてると言うことです
日本では年間一人当たり183本のペットボトルを消費してると言われています
そして日本は米国に続き一人当たりのプラ容器包装の廃棄量が世界に2番目に多いのです
世界有数のプラスチックゴミを出している国だと言うことです
果物のバナナですらプラスチックで過剰包装されている国は日本ぐらいではないでしょうか?
この深刻な事態はますます悪化しています
少なからず作る側の責任と使う側の責任を伴ってプラスチックを減らしていきたいですね
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