幸福に生きるための最も重要な事は「お金」なのでしょうか?
お金は生きる上で必要なものです
しかし幸福に生きるために最も重要な最重要事項が「お金」だとは思わないのです
株式会社 日向の鳥辺康則です
私たちもの誰もが、最大の関心事・最大の心配事・最優先事項が「お金」だと信じている(信じ込まされている)と感じる時があります
確かにとても大切なのは間違っありませんが、それを求めるがゆえに地球上で最も発達した脳を持つ人間が争いを繰り返していると思っています
自分の利益のために他人を攻撃したり、潰してまでして得ようとしてるのです
争いがなくならない理由は、人間の飽くなき欲への暴走だと思っています
お金や権力を握ると人は人格が変わると言われています
それを奪われないためにより考え方が利己的な方向に行きます
そして大切なものを見失っていくのではないでしょうか?
誰もが平和に、豊かに暮らしたいと願っています
誰もが苦を離れて、幸福になりたいと願っています
その願いを叶えるための、最重要事項を「お金」だと信じている
その願いを叶えるための、最良最適手段を、「争い」だと信じている
今から2600年前のインドおられたブッタは、この人間の愚かさを鋭く厳しく指摘しました
ブッダは、本当に幸福になりたいのであれば、「追求すべき最重要事項を変えよ!」と啓発なさったのです
誰もが仲良く、明るく、豊かに、健康に暮らすためには、金品、健康、良質な人間関係、知識、情報、技術などが必要と言われています
そんな中で、ブッダは幸福に生きるための最重要事項を「金品」ではなく「人格の成長」にシフトせよと教えられたのです
日々の努力を、「少しでも多くの金品を得られるかどうか」から、「少しでも人格が成長するかどうか」に変えよと提案なさったのです
「お金」を幸福へのカギだと信じて争いや奪い合いの道を歩むのか?
「人格を高めること」「道徳を修めること」を幸福へのカギだと信じて平和と幸福の道を歩むのか?
『自らが幸せになろうと思って そのために、幸せを求めている他人に暴力でもって害するならば、その人は幸せを得られない』
人格は、他の生命の痛みを他の命の苦しみを他の命の叫びを「自らの身に引き合わせて考える」ことによってしか成長しないのです
相手の立場や相手の気持ちのことを感じられないのであれば成長しないと言うことです
自己中心的に利己的に生きていては成長はありません
他者と争い奪い合いの人生から、他者を認めて調和を求める人生にシフトしていかなければならないのです
そうしなければ争いは世の中からなくならないと思ってます
「お金」はもちろん必要です
けれども、それを最重要事項・最優先事項だと信じ続けることによって私たち人間は人間同士で争い続けてしまうのです
お金や権力を持ちすぎるとほんとに怖いと思う時があります
そんなことを思ってブログに書きました
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