今年も世界で異常な熱波がさまざまな都市を襲い始めています
日本列島でも5月後半から6月にかけて全国各地で30度を超える猛暑日が96の都市で観測されました
5月下旬にもかかわらず群馬県高崎では35.6度を観測しました
株式会社 日向の鳥辺康則です
これから本格的に梅雨のシーズンに入りその後夏がやってくる前なのに異常な暑さが各地を襲います
しかし世界を見てみると今年も殺人的な熱波がさまざまな都市を襲っているのです
フランスでは季節外れの熱波が街を襲っています
首都パリでは39度の記録を更新しました
フランス気象局によると、史上最も早い熱波の発生で、冬から春にかけての異常な乾燥で生じた干ばつが悪化し、森林火災を引き起こす危険性が高まっています
フランス国鉄は、暑さによる線路の変形や、電気機器の故障で列車の減速運転が必要となり、遅延が発生する可能性があると警告しているんです
さらに隣国スペインでも大変なことが起きています
スペインはすでに6日連続の猛暑に見舞われており、森林火災が相次い発生しています
スペイン気象庁によると、同国では最高気温が43度に到達する見通しで、19日まで暑さが和らぐ見込みはないとのこと
北東部カタルーニャ自治州では、少なくとも3件の森林火災が発生してます
多くの科学者は、欧州各地で季節外れの暑さが続く原因として、温室効果ガスの排出による地球温暖化を指摘しています
さらにアメリカでも大変なことが起きてるんです
アメリカ南西部テキサスでは記録的な熱波が街を襲い、外出するだけで身の危険を感じる暑さが続いているのです
カリフォルニア州の一部やネバダ州、ユタ州、テキサス州では、華氏100度(摂氏37.8度)を軽く超える地域が続出しています
それによりさらなる干ばつが深刻化になり食糧不足が懸念されています
NYタイムズでは3000万人が異常な暑さの影響を受けると伝えていましたが、こんなに暑いと熱射病や熱中症などにかかる恐れがあるだけでなく、基礎疾患を持っている人には症状悪化のリスクが生じます
暑さの原因としては、ふたをされた状態になった高気圧が長時間同じ地域にとどまることで異常な高温になるヒートドーム現象がパッと思い浮かびますが、もっと大きな観点で捉えると、たぶん気候変動が関係していると言われています
線状降水帯みたいな現象が熱波でも起きるのです
米環境保護庁(EPA)によると、アメリカでは1960年代と比較して熱波の頻度が3倍に、熱波が起こる期間(熱波シーズン)は50日長く、一度の熱波が続く日数も1日伸びたそうです
おまけに、熱波は激甚化しているとのことです
他にも4月にはインドで50度を記録しました
世界中そこかしこで、猛暑はより激しく、より当たり前に起こるようになってきています
これが普通なのでしょうか?
気候変動は真っ赤な嘘で異常気象なんて起きてないと主張する方も世界にはございます
摂氏50度近い熱波が世界を襲うのが異常気象じゃないと言うことなんです
森林火災や大規模な干ばつもみんな嘘なのでしょうか?
環境問題全てに対して一部の人が金儲けをするための真っ赤な嘘と決めつけるのは危険だと思います
また今メディアで報道されてることが全部真実だと決めつけることも危険だと思います
しかし今現場目の前で起きているこの出来事は嘘でもなければ現実なんです
極度の猛暑で倒れて救急搬送される方や干ばつの影響によって食料が枯渇する事態は現実なんです
データばかりを持ってきて比較対象をすり替えることによってあたかも真実だと主張する数多くの科学者に呆れています
目の前で起きてこの現実をどのように理解したらよいでしょうか?
本当に全部嘘なのでしょうか?
そんなこと思ってブログを書きました
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