視野を広げるためには日ごろから心がけてをかけてならないことがあると思います
昨年亡くなった(株)環境保全研究所の故・西銘正義会長から経営者として大切な様々なことを教わりました
その中の一つが視野を拡大することです
株式会社 日向の鳥辺康則です
とかく思考が硬くなると頑固になる傾向があります
〇〇でなければいけない!
〇〇するのが普通だ!みたいに固定観念がこびり付き「絶対」と言う言葉を発するようになります
思考に柔軟性がなくなり物事は「ゼロかイチか」と何事も白黒はっきりさせないとダメだと思いがちになるのです
そうなると自分以外の意見が全部敵になります
人と無駄な競争ばっかりしたり争いの元になると言うことです
そんな中でいかに柔軟な思考を身に付けるか?
その時言われたことが、経営者にとって大切な視点です
1・大局的に見ること
2・多面的に見ること
3・長期的に見ること
4・本質を見ること
この4つの視点がなければ経営者は失格だと言われました
大局的に見る事は「気を見て森を見ず」と言う言葉がある通りとても大切です
タカの目を持って大きな視点から物事を見なければ、目先のトラブルや物事だけに振り回されてしまうと言うことです
目の前の出来事や問題に一喜一憂するのではなく、まるで宇宙から地球を眺めたり、空から地表を見るイメージで視野を広くするトレーニングが必要と言うことです
それまで見えなかった様々なことに気づくと言うことです
多面的に物事を見ることもとても大切だと言われました
経営者は少なくとも8面体の視野を持ってないとダメだとも言われました
ひとつの見方に囚われたり、こだわったりするのではなく「物の見方を変える」ことで様々なことが気づくようになります
特に他人の立場を想像したり、相手の気持ちになったりして物事を考えられるようにならなければならないと注意されました
長期的な物の見方もとても大切です
足元ばかり見ているのではなく、顔を上げて先を見たら様々なことが想像できます
とかく環境問題や気候変動の問題などはこの先どうなるか予測ができます
長期的に考えればさらに厳しくなり、社会の中での需要や認識が高まることが想像できると思うのです
そして最も大切なのが本質を見ると言うことだと教わりました
この本質を見ると言うことが実に難しいのです
いまだにこの部分だけは私もつかめてない部分があります
物事の本質に気づくと言うことです
言い方を変えれば法則を知り気づくと言うことです
この法則と言うものは万象万物すべての人に働いており特別はないと言うことです
法則は絶対でありすべての人に働いていると言うことです
この大いなる本質と言う法則をつかめるかどうかにかかってると言われました
でもそんなことを何回も教えていただき癖をつける訓練を毎日しています
思考と言うのも癖付けや習慣化になれば、意外に自由自在になるものです
今自分が考えてる事は多面的で長期的にみたらどうなんだろうか?
そんなふうに大局から見る癖がつくのです
この癖をつけていると人と無駄な競争をすることがなくなり、むしろ人と助け合うことができるようになります
心の柔軟性が高まり、物事の本質がわかることで、意思決定力も強くなります
また、他人の考えや行動を「白か黒か」で判断しなくなります
他人の気持ちに思いを馳せられるようになることもあります
その結果人間関係がどんどん良くなっていくのです
結果として精神的自立につながるのです
そんなことを学んだので今回はブログに書きました
自分もまだまだなのでこれからも学び続けたいと思います
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