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この50年間で地球の野生生物個体数が70%近く消失した現実があります

世界自然保護基金(WWF)が13日に発表した「生きている地球レポート」の内容が衝撃的でした

それによると、世界の野生生物の個体数はこの50年間で平均70%近く減少したと言うことです

株式会社 日向の鳥辺康則です

1970年以降、我々が住む地球では人間の数が2倍近くになっています

この50年間余りで40億人以上の人間が地球で増えていると言うことです

人間が増える事は良いことなのですが、それによって様々な弊害も出ます

食料の枯渇・水不足・土地不足・大量のゴミ問題・大気汚染・水質汚染・海洋汚染・化学物質汚染・・・

人間が生まれて地球上で生活すると言う事は、間違いなく環境破壊につながり他の野生動物の生息地を奪うことになるのです

温暖化を始めとする気候変動も大変な問題ですが、今回のレポートを読んで「生物多様性の喪失」はもっと重大な緊急事態じゃないかと思ってます

地球上には約3000万種類以上の動植物が調和とバランスを保って生きていました

我々人間も太古の時代には自然の一部として調和を守り、動植物とともに地球上で生きてきました

その地球上の循環と言われる動植物と共に共存共生していた調和を崩したモノがいます

それが人間なのです

すべての調和(バランス)によって保たれていた環境の循環は人間のエゴによって破壊されました

自分さえよければいい、自分の会社さえよければいい、自分の国さえよければいい・・・

人間の悪なき利己的な欲が自然環境の調和を崩し破壊へ導いたのです

今回のレポートの中で、なぜ70%近くもの野生生物が地球上から姿を消したのか?その原因もはっきり書いてあります

その主な原因は、森林やへ草原の農地への転換です

人間が地球上で増えると食べ物が必要になります

その食べ物を確保するために、森林を伐採し草原を農地に変えて行っているのです

それが世界的な競争によって必要以上な森林伐採や食料プラントの生産が始まったのです

結果としてそこに住んでいた生物は行き場を失い死んでしまいます

何も悪いことをしてない野生生物は、住む場所を失い無残にも殺されていくと言うことです

現実として増え続ける人口を維持するためには持続不能なレベルの資源が必要で、現時点では陸地の3分の1・淡水の4分の3が食糧生産のために利用されています

同じことが海にも言えて現在な漁獲資源の75%が水揚げされています

こうしたことは野生生物にとっては住処を奪われるに等しく、当然のことながら大打撃となって彼らを追い詰められます

野生生物全体が急速に地上から姿を消しつつあるが、それが特に速い地域もあります

たとえば中南米の熱帯地域では、1970年以降に種全体が94%も減少してしまった

アマゾンの熱帯雨林は、機能不全に陥る寸前まで追い込まれているのです

それでもなお人間は環境破壊を止めません

これ以上の生物が地球上からいなくなると言う事は、第6の大量絶滅と言うことになります

地球上では、過去5回多くの生物が大量に絶滅すると言うことを経験してきました

そして今第6回目の危機がそこにあるのです

しかし、そのことに目を向ける人はあまりいません

今回は、間違いなく人間が第6回目の危機を引き起こしていると言うことです

レポートを読んで、びっくりするとともに大きな責任を感じています

我々はこのことから、何を学ばなければいけないのでしょうか?

そんなことを強く持ってブログに書きました

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