最近は種類が増えてきている「鍋の素」は本当に安全なのか?
先日テレビで「鍋の素」の特集をやっていました
最近はものすごく種類が豊富なだけではなく、一人前から手軽に作ることができる鍋の素などがたくさん売られていることを知りました
株式会社 日向の鳥辺康則です
そしてどれもとても美味しいと言うことでした
「おいしくて便利な〇〇鍋の素」などとテレビでしきりに宣伝されるようになりました
スーパーではキムチ鍋、ごま担々鍋、豆乳鍋、トマト鍋など、あらゆる種類の「鍋の素シリーズ」がズラリと並んでます
「レトルトタイプ」「濃縮ボトルタイプ」「1人前のポーションタイプ」「キューブタイプ」など、形状もいろいろで、一大市場となっているんですね
しかし、そこで疑問が生まれたのですが「キムチ鍋の素」にはキムチが一切使われていないと言うことでした
でも食べるとキムチの味しますよね
ん〜なんでキムチが使われてないのにキムチ味なのか?
そこには企業側の都合と言うものがあるみたいです
多くの鍋の素が「添加物やエキス類」を駆使して「コスト優先」で作られているんです
「黄金トリオ」と「ポークエキス」「チキンエキス」「トウバンジャン」「酸味料」で「キムチ鍋風の味」を出しているだけ
「パプリカ色素」が使われているは赤色をつけるまめとのこと・・・
そもそも保存の問題があるし、「液状」にしないといけないから「鍋の素」に本物のキムチは使えないのらしいのです
食品添加物の世界は講演会で何度もお世話になった、安部司さんよりたくさん教えてもらっています
その中で最も衝撃的だったのが日本人の舌を壊す「黄金トリオ」と言うものです
「①食塩(精製塩)」「②調味料(化学調味料)」「③たんぱく加水分解物」といううま味のベース(黄金トリオ)がそろえば、味がしっかり決まり、簡単に「おいしい」と思える味を人工的に作り出せるのもの
鍋の素には、この黄金トリオがたっぷり使われているケースが多い
残念ながら、企業の生産物の多くはコスト重視なのです
原材料費が高いものや、日持ちがしないものは選ばれません
たとえば「200ccを200円で売る」などとす先に決めて、それに合わせて作ります
コストを念頭に置きながら、上記の要領で材料を「より安いもの」に「置き換えて」いく
コスト優先で「より安いもの」にしたことで味が物足りなくなったり、風味がなくなったりしても構いません、それを補うのが「添加物やエキス類」の力なんです
もちろん、すべての鍋の素がそうだとは限りません
ただしはっきり言える事は「安いものにはカラクリがあるのです」
さらに「便利・簡単なものには理由があるのです」
もちろん、それらが絶対にダメと言う考えはありません
すごく便利ですし、何よりもおいしいから
しかし、そのおいしさって化学調味料によって作られている人工的なもの
小さな子供を抱える親としては、しっかりと味覚を伝える食育も考えてしまいます
日本食は「出汁」文化と言われておりそのことを踏まえてきちっとした味覚を育ててあげたいと思っています
だからこそ、化学調味料まみれの鍋の素に頼るのではなく出汁から取った天然の味を教えたいのです
その文化を大切にしたいからそう思うんです
今回テレビの特集を見ていて、そんなことを感じたのでブログに書きました
最後まで読んでいただきありがとうございます
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