気候危機による熱波や寒波は心疾患を抱える人の死亡率を増加させることがわかったらしいです
本日今年最強になる寒波が日本列島を襲っています
会社がある新潟県の20センチ以上の積雪になり駐車場は除雪が必要になったみたいです
株式会社 日向の鳥辺康則です
これは東北や北陸方面だけではなく、九州の鹿児島や福岡県でも積雪が観測されたと言うことです
今年の冬は一体どんなになるんでしょうか?
そんな中あるデータが公開されました
それは1979年から2019年にかけて27カ国567都市で発生した心疾患による死亡の主な増加要因は、熱波や極端に寒い天候にさらされたことであることが明らかになったのです
心疾患を抱える人は高温に弱く、穏やかな天候の日に比べて熱波時の突然死のリスクが12%高いこともわかりました
一方、極端に寒い日は死亡リスクが37%高かったのです
つまり、暑さよりも極端な寒さに影響受けて死亡するリスクが上がっていると言うことです
熱波の主な原因は気候変動であることは広く知られています
しかし地球の気温が上昇すると北半球、特に東アジア・北米・欧州で極めて寒くなることがあるという事実はあまり知られていないのです
なぜならば極寒の気候が北極圏から移動し、低緯度の地域は冬になると以前よりはるかに寒くなる現象が起きるからです
本来は北極圏にいるはずの寒波がより広い地域に南下してくると言うことです
別の研究で次のようなこともわかってます
スイスの1969年から2017年までの熱関連の死亡の割合がわずか0.28%だったのに対し、寒さ関連の死亡は約9%だったことが明らかになってます
日本でも非常に厳しい寒波が予想されています
心疾患をお持ちの方は、特に気をつけなければいけません
さらに今年、欧州を襲った熱波で今2万人以上の方が亡くなりました
欧州が記録的な猛暑に見舞われたことで、フランス・ドイツ・スペイン・英国で2万人以上が過剰に死亡した可能性が高いことが、公式データで明らかになりました
観測史上初めて気温40度超えを記録したイギリスでは3200人以上が死亡したということです
フランスでは夏の間10,400人以上が死亡しました
このうち4人に1人が熱波による死亡でフランスの報告書によると、異常気温の赤色警報が出されている地域では超過死亡者数が20%高かったのです
スペインでは、健康についての調査を行っている公的機関Instituto de Salud Carlos IIIによると、6月から8月の間に4,600人以上が暑さが原因で死亡しています
ドイツでは政府機関であるロベルト・コッホ研究所の推計によると、夏の間に約4,500人が異常気温のために死亡しています
これを非常事態と言わずに何を言うのでしょうか?
猛暑は既存のあらゆる病状を悪化させ、子どもや高齢者・外で肉体労働をする人などの弱者には熱中症を引き起こす可能性があるため人間の健康にとって危険なものだと証明したのです
極端な暑さが心血管疾患や糖尿病などの慢性疾患を悪化させる可能性があるとの指摘もあります
間違いなく極端な熱波や寒波は、気候変動によって悪化していると言うことです
それによって多くの方々が死亡リスクが高まってます
そんな事実があるにもかかわらず、何もしないと言う事はありえないと思います
できることはたくさんあります
1人でも多くの人が環境問題に関心を持ち、何かしらの取り組みをすることを望みます
なぜならば無関心な一番の問題だからです
そんなこと思ってブログを書きました
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