イベント事は大切ですが「食品ロス」問題も考えないといけないと思うんです
本日は2月14日はバレンタインズデーです
日本人はこういったイベント事が大好きで、企業側の思惑に乗っかる人が多いように感じます
株式会社 日向の鳥辺康則です
そもそもバレンタインとチョコレートは何の関係もありません
しかしいつの間にかバレンタインデー=愛の告白、あるいは義理チョコや友チョコといった誰かに贈る日になってしまったのです
チョコレートメーカーさんの戦略です
それが悪いとは思っていません
最近ではバレンタインはチョコを贈るイベントから自分が楽しむイベントへ変化しています
義理チョコや友チョコは既に古くて、自分自身にチョコレートを買う人が思ってる以上に多いということです
詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください⬇︎
「変わりゆくバレンタイン…自分用チョコへの贅沢志向が加速、義理チョコはもう時代遅れ、注目の「世話チョコ」って?」
時代の変化とともに内容が変わったとしてもバレンタイン商戦のチョコレートの需要は年々上昇してます
コンビニを始めスーパーマーケットや様々なお店では、バレンタイン商戦に合わせて特別なチョコレートギフトの商品を販売してます
そこで毎年思うことがあるのです
これらの商品てバレンタインの日が過ぎたらどうなるんだろう?
特に数年前に節分の恵方巻きがその日を過ぎたら、大量に廃棄されていることが大問題になりました
そのことに対して書いたブログもあるので読んでください⬇︎
「今年も大量に捨てられた「恵方巻」から考える食品ロス問題」
https://117kirei.com/20220208toribeblog/
期間限定の商品はイベントが過ぎると一気に需要が落ちてしまうため、売れ残ると大量に廃棄されることが多いのです
イベントは大切なのですが、同時に食品ロス問題を考えないといけないと思っています
食品ロスとは、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食品のことです
食べ物を無駄にすることは、生産から加工・輸送・販売などの全工程で使われた大量のエネルギーが無駄になり地球環境にも負荷をかけることになります
地球全体の気温が上昇し世界各地で極端な大雨や危険な暑さが増加するなど「気候変動」が深刻になっていますが、食品ロスがその一因となっているのです
食品ロスと気候変動、一見すると直接的なつながりがないように思う人がいるかもしれませんが、実はとても関係があるのです
世界資源研究所(WRI)がまとめた2011年から2012年のデータによると、食品ロスが原因となる温室効果ガスの量は、世界の温室効果ガス排出量の8.2%を占めています
食品ロスが原因の温室効果ガス排出量は、世界全体で年間約4.4ギガトンになりますが、これを世界各国の排出量と比較すると、中国、アメリカに次いで世界第3位の量に相当します
恵方巻は生成食品なので、特に食品ロスの廃棄が多い問われています
チョコレートはそれに比べて日持ちがするので、ある程度大丈夫かと思うのですがイベントの背後に大量の廃棄があることを忘れてはいけないと思います
最近ではそんなことを意識して最近は恵方巻きなどの季節商品の大量廃棄を防ぐため事前予約制が取られたり、2022年の流行語にもなった「てまえどり」対策が徐々に広まっています
でもイベントが起こるたびに考えてしまうのです
イベント反対派ではありませんが、食品ロスは反対です
実はバレンタインデーの起源については謎が多いんです
バレンタインデーの起源はパーティー? 処刑? それとも詩? その答えは歴史学者にもわからないのです
結構残虐な過去の歴史の中から生まれたと言う説もあります
詳しく知りたい方は、こちらを読んでみて下さい⬇︎
「2月14日は聖人バレンタインが斬首された日だった、謎多き記念日の背景」
https://news.yahoo.co.jp/articles/c48fb31a5ed586c285a36b6aa0487e1e060d0e1c
「異教徒の祭り? 聖バレンタインとは誰? 知られざる愛の日の背景」
国によっては、宗教上の理由でこのイベントを行わないところも少なくないです
また、ほとんどの国ではチョコレートを送るのではなくお花を送ると言うことがメジャーです
「愛する人への日」としてプレゼント交換しあったりお花を贈る習慣があります
女性から男性へチョコレートをあげる日では無いのです
それは完全に日本だけのイベントになってます
イベント好きの日本人はそこにあやかって、愛の日と言うことになってるみたいです
国の違いや歴史から学ぶ事は多いのですが、無駄なことだけはないようにしてほしいと思っています
そんなことを思ってブログに書きました
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