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地球の気温上昇は止められない可能性が大きいと国連が発表しました

各国は「パリ協定」に基づき、世界の気温上昇を1.5度以内に抑えることを目指して努力を続けています

しかし、現実的には1.5度以内に収める事は不可能と言うことが国連から発表されました

株式会社 日向の鳥辺康則です

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんはこの国連の発表に対して次のようなことを発信しています

権力者が今も現実逃避し、誤った方向へ積極的に進んでいるという事実はいずれ、前例のない裏切りと受け止められることになるだろう

国連のアントニオ・グテレス事務総長は今回の報告書を「人類のサバイバルガイド」と呼びました

その上で、「人類は薄氷の上におり、その氷は急速に溶けている」と警告したのです

人気映画のタイトルにかけて、「私たちの世界は、あらゆる面から気候変動対策を行う必要がある。エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(すべてを、あらゆる場所で、一度に)」と訴えました

先進国に対し、温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現目標をこれまでの2050年から2040年に前倒しするよう呼び掛けたのです

またIPCCは新たな石炭生産をやめるよう各国に要請しました

富裕国は2030年までに、貧困国は2040年までに石炭生産をなくすべきだと言うことです実際に

全く猶予のない状態と言うことです

あと、数年で1.5度まで到達すると言うことです

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は現在行われている気候変動対策のペースが「不十分」であることをはっきりと示したのです

1.5度に達すると干ばつや洪水の頻度と規模が増すほか、水の安全保障問題や世界経済への打撃、多数の死者につながると指摘されてます

実際に過去10年間で干ばつ・洪水・嵐によって死亡した人はその前の10年と比べて最大15倍だったと指摘してます

長期干ばつに悩むソマリアでは、干ばつによる死者が2022年だけで4万3千人に上るとの推計されてます

このうち半数が、5歳に満たない子どもたちです

そしてその干ばつは今年も続いています

今年に入り半年間で1万8100人~3万4200人が死亡する可能性がある現実があるのです

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が第6次評価報告書で、「人間が温暖化を引き起こしてきたことは疑う余地がない」と断定しているにもかかわらず温暖化防止の取り組みはなかなか進んでいなません

その結果、台風や豪雨などの極端な気象現象による災害の激甚化・頻発化をはじめ、南極やグリーンランドの氷床の融解による海面水位の上昇・干ばつの発生など地球温暖化によるさまざまな影響が現実的に目の前で発生しています

それでも目を背けるのでしょうか?

誰かに任しておいて解決できるのでしょうか?

どれだけ災害がひどくなったら気づくのでしょうか?

他人事ではなく自分事なのです

環境問題に無関心な人がいても、無関係な方は地球上に1人もいません

すべて我々が引き起こした問題であり、我々に関係あるのです

日本でも様々な異常気象が発生しています

最近ものすごい勢力を持った“スーパー台風”がくるようになったとか、梅雨の終わりに線状降水帯が発生して、過去に経験したことがない降雨に見舞われる地域があった・・・といった異常気象の発生を目にする機会は増えています

異常気象が平常になると言う事態です

何を言うかではなく、何をするかにかかっているのです 

言葉だけの温暖化対策やカーボンニュートラルはもう必要ありません

行動に移さなければ意味がないのです

結果が出なければやってる理由がなくなるのです

これだけ世界が努力してるのに結果がない

本当に行動してるのでしょうか?

そんなことを今回の国連の発表から感じたのでブログに書きました

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