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誰もが「正義中毒」になる可能性があることを知りました

先日移動最中にさくっと読める本を買って飛行機の中で読みました

その本とは「マンガで分かる正義中毒」と言う本です

株式会社 日向の鳥辺康則です

漫画になっているのでほんとに軽い気持ちで読むことができました

でも内容は正義中毒とは誰もがなり得る可能性がある脳の構造だと言うことを知るものでした

「間違ったことが許せない」「間違った人を徹底的に罰しなければならない」「私は正しく、相手が間違っているのだから、どんなひどい言葉をぶつけても構わない」そんな風に思うことが全くないわけじゃないからです

人は誰しも「許せない」が暴走する状態に、簡単に陥ってしまう性質を持っている

人の脳は、裏切り者や社会のルールから外れた人など、わかりやすい攻撃対象を見つけ罰することに快感を覚えるようにできているそうです

他人に「正義の制裁」を加えると、脳の快楽中枢が刺激され、快楽物質であるドーパミンが放出される

この快楽にはまってしまうと簡単には抜け出せなくなってしまい、罰する対象を常に探し求め決して人を許せないようになることを正義中毒と言う見たいです

見方を変えると、誰かを許さないことで自己を肯定したい、自分の正しさを認めてもらいたいという欲求の裏返しにも見えます

本を読んでみると思い当たることもあります

ビジネスホテルのチェックインの時に列に並んでいたら割り込みをされていらっとしたり、満員のバスの中で大声で喋ってる外国人を注意したりすることも自分が正しいと言う前提でやってるんだと思います

特に歳をとってくると前頭前野が退化してくるので、その傾向が強くなるということが書かれてました

年寄りは頑固だ!頭が硬くなると言うこともこの辺が関係してるみたいです

そこで大切になるのが「メタ認知」だと言うことも書かれてました

「メタ認知」とは、自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること、つまり「認知していることを認知する」ことです

ややこしい方ですが、一歩引いた第三者的な見方ができるかどうかです

「認知」とは考えていることや感じていること記憶や判断などを指し、これらを第三者視点から俯瞰して見ているように認識することがメタ認知です

「メタ」には「超越した」や「高次元の」といった意味があるため、別の言い方をするならば「認知をより高い次元から認識すること」となります

詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください⬇︎

https://www.kaonavi.jp/dictionary/metacognition/

その正義は本当に正しいのか?

相手の立場になって、物事を見たときに本当にそれは正論なのか?

第三者の視点から物事を考える癖が大切です

自分は絶対に間違ってないと言う前提に立つと正義中毒は一生涯治る事はありません

様々な違う意見を受け入れることによって多様性が生まれると思ってます

日本人は、自分と違う意見を受け入れる多様性の許容が少ない人種だと思ってます

逆に言うと同調圧力に屈しやすくみんなと同じ意見が正しいと思い込む傾向にあります

そもそも世の中には絶対なんてものはありません

絶対に正しい!絶対に間違いない!何か言う事は無いのです

人それぞれ皆ものを見る視点を持ってます

その視点と言うものは人によって違うものなのです

だからこそ、いろんなものの見方ができて多様性が生まれるのです

起こってる現象は1つですけど見方は無限にあります

そしてそこで様々な正しいと思う考えが生まれるのです

それが統一される事は一生涯ありません

だからこそ、自分と違う意見や正反対な物事でも受け入れることが必要なのです

でなければ争いはなくなりません

この本を読んでそんなことを感じたので少しだけ紹介させてもらいブログを書きました

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