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ブッダの教えには現代に通じる深いものがあると思います

2500年以上前にブッダは様々な教えを多くの人に説かれていました

その教えは現代の私たちにも通じるのではないでしょうか?

株式会社 日向の鳥辺康則です

ブッダは苦しみを生み出す大きな要因に「我」と言うものが関係してると言われています

「我」とは自我、すなわち私たちが「私」と称しているものです

「私」という最重要の存在が、脅かされたり・傷つけられたり・なにか危機的な状況に陥ったりした際にはそれを守ろうとする

この防衛本能の事を「我(自我)」と言う

これがわれわれが認識している「私」であり、苦しみを生む原因となる「自分」だそうです

その自我が様々な感情を見出して苦しくしていくのです

その感情の中で、最も厄介なのは「他人と比較する」ことです

そしてブッダは人は誰もが「比べること」をやめられない生き物だと言っています

集団生活の中で、他人と比較し様々な感情が生まれてきます

それが全て自我から生み出されるものらしいのです

そしてこの心の動きが、「羨み」「嫉妬」「軽蔑」といった苦しい感情を生み出す元となるのです

ではどうしたら良いのか?

「自我」では無く本当の自分に気づくことです

「真我」こそが、自分であり光り輝くエネルギー体だと言うことです

表面意識に振り回されるのではなく、潜在意識の奥にある真我に目覚めると言うことです

でもそれって簡単じゃないよね

そんな時は、客観的に自分を見る癖をつける方が良いと言われています

もう1人の自分が客観的に自分を見て修正してくれると言うことです

比較するなと言っても比較してしまいます

そんな自分の癖を第三者の自分がチェックするのです

そしてその癖を素直に認めるだけでも変わってきます

更にブッダは「心を蝕む3つの毒」を説かれてます

毒といっても猛毒です

ブッダは「貪(とん)」「瞋(じん)」「痴(ち)」という名前を与え、人間の肉体と精神ひいては人生を台無しにしてしまう「三毒」と位置づけました

「貪」は「欲」のことです

お金や物・地位や名誉などを欲しがると言うことです

求めても求めても満たされる事はありません

手にした瞬間にさらなる欲が生まれるからです

「瞋」は「怒り」のことです

怒りのエネルギーは、周りを破壊するだけではなく自分自身も破壊してしまいます

怒りから生まれるマイナスのエネルギーはすべてのものを奪い去ってしまうのです

「痴」は「無知」のことです

知らないが故に愚かな行動に出たり、間違った道に進むのです

知らないが故に、不安になり心が蝕まれるのです

本当の自分とは何なのかを知らなければ、永遠に振り回されると言うことです

「欲(貪)」が満たされないから「怒り(瞋)」が生まれる

「怒り(瞋)」が発生しても「無知(痴)」ゆえに鎮め方がわからな

「無知(痴)」で現実や自分の本質を理解できていないため新たな「欲(貪)」が生まれる

絶えずこれを繰り返していると言われています

2500年以上前に人間の心理的メカニズムを把握していたんだと思うとすごいです

脳科学や人間の根本までを知っていたのでしょうね

そんなことから我々現代人は多くのことを学べると思ってます

そんなことをちょっと感じたのでブログに書きました

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