世界の大気汚染状態が把握できるようになったのは最近なんです
先日タイのチェンマイの大気汚染がひどいと言うニュースが流れてきました
WHOなどが推奨する空気汚染のこれが限度という値の20倍くらいというひどい状態らしいです
株式会社 日向の鳥辺康則です
大気汚染がひどい国としては、中国・インド・パキスタン・ネパール・サウジアラビアなどが有名です
しかしそれが最近東南アジアに移ってきてるんです
タイヤやインドネシア・ミャンマーなどまで大気汚染は広がっています
ただし日本はまだまた他の東南アジアと比べると大気汚染は少ない方です
日本国内の3割程度はWHOの基準値を超えてますが、外は基準値以内です
しかし、大陸を超えてそれらの環境汚染物質が日本にやってくることが多いのです
自国内ではそんなに汚染物質が検査でなくても大気はつながってます
だから自分たちには関係ないと思わないで欲しいのです
正確に言うと大気汚染の一番ひどいところはバングラデシュ、インド、中国、ミャンマー、タイの奥のあたりです
さらに最近はブラジル、アメリカ、韓国、日本、ヨーロッパ全域、ロシア、オーストラリアで数値が急激に悪くなってます
昔はなかったのですが、今ではEU加盟国で微粒子が原因で毎年50万人以上が早死にしてます
WHOによると世界では毎年大気汚染で700万人が死亡しています
ここ数年間大気汚染のニュースが増えたのは、実は数値観測が把握されたのが最近だと言うことです
世界各国に観測機が置かれて24時間数値化できるようになりました
それだけ大気汚染が深刻だということが最近認められたと言うことです
大気汚染の中でよくメディアで取り上げられるのがPM2.5です
PM2.5はこれまでにもぜんそくや気管支炎などの呼吸器疾患・肺がんのリスクが上がることなどが懸念されてきました
最新の研究では、大気汚染がひどいと認知症になるリスクが上がることがわかっています
具体的には、大気汚染がひどい地域の人の脳内にはアミロイドβが多かったと言うことです
アミロイドβとは、脳内で作られるタンパク質の一種です
正常時には炎症や栄養不足、毒素から脳を守る働きをしています
私たちの体は、脳内に異物が入ってくると脳を異物から防御しようとしてアミロイドβをどんどん産生します
ところがこれが増えすぎると“脳のゴミ”となってしまうのです
正常な脳であればゴミの掃除も常時行われるが、体が老化したり新陳代謝が落ちたりすることでゴミがたまりやすくなります
これがアルツハイマー型認知症を発症させる要因になると考えられてます
ではどうしたら良いのでしょうか?
空気清浄機などで解決できるんでしょうか?
専門家の総合的な意見から言うと、空気清浄機では解決できないので、大気汚染されてないところに移住することがベストだと言うことです
え〜と思っちゃいました
解決する方法がないと言うことです
他国で起きている事は私たちの生活にもつながっています
関心を持って少しでも良い方向に進める行動していきたいですね
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