人は互いに助け合って生きていると思っています
先日FBで環境活動家の谷口たかひさ氏の投稿を見てドキッとされることがありました
あまりにも自分にとって衝撃的な内容の投稿だったからです
株式会社 日向の鳥辺康則です
その内容とは?
人に頼れるのが「自立」で、人に頼れないのが「孤立」である
「一番勇気の要る言葉」って「助けて」なんです
もちろん頼ると言う事は依存することではない
自分の苦手なことやできないことを助けてもらうと言うことです
なぜ衝撃的だったか?
私が一番苦手だからです
小さい頃から人に頼ってはダメと言う観念の中で育ってきました
だから苦しい時も、悲しい時も誰にも相談せずに助けを求めずに生きてきました
でもそれって結局「孤立」だったんですね
しかも私はまだ「自立」してないかもしれない
よくよく考えるとどんな人にも助けは必要なんです
私たちは他者を必要としている
でもなぜ助けを求められずに苦しんだのだろうか?
昔読んだ論文によると、子供時代が影響してるみたいです
幼少期に自分のニーズや望みを押し殺していると、それを口に出して伝えることが難しくなると言われています
こうした感情は多くの場合、幼少期に自分の要求が気づかれなかったことから生じているらしい
原因は、親があまりにも忙しい家庭に多いみたいです
確かに私の親も小さい頃に離婚して、母親1人が毎日夜遅くまで仕事をして家計を支えてくれました
その結果として親と一緒にご飯を食べる記憶もないし、旅行に行った記憶もほとんどありません
いつも1人だった
原因は何であれ自分の要求に気づかれないまま育つと、誰かに助けを求めたり助けてもらうことは恥ずかしいという感情が生まれ、過剰な自立心がつくられてしまうらしいのです
道に迷ったときに聞くことですら悪いことだと思っています
自分で努力して調べて、人の力を借りないということが基本だと学んできました
その逆に人が困っていると積極的に助けようとします
外国人の方が、JRの切符売り場で買い方がわからなかったらこちらから声をかけます
迷ってる風な人がいたら助けようとします
自分が助けを言い出せないフラストレーションを、他者を助ける方に使っていたのかもしれません
でもそれは違っていたと言うことです
人は誰もが助けが必要だと言うことです
「助けて」と言う言葉を発することに恐怖もあれば抵抗もあります
でもそれが自立への道だと言うことを考えさせられます
本当にギリギリになって助けてといっても助けられない場合もあります
だからこそ頼るときには「まだ余裕のあるうちに頼る」ことが大切だと谷口さんも書いてました
本当に素直に「助けて」と言える人になりたいと思ってます
そして、積極的に他者を助ける人間になりたいと思っています
人間は互いに助け合って生きていく生き物だからです
そんなことを考えさせられてブログに書きました
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