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海は一体誰のものなのか?を考えてしまいます

四方を海に囲まれている日本国です

国の主権が及ぶ陸上の領域である領土と同じように、海にも国の主権が及ぶ領域の「領海」があります

株式会社 日向の鳥辺康則です

それによって漁業をしたり、石油や天然ガスなどの資源を開発したりする権利を独占でき、領海に外国船が許可なく入った場合は自国の法律で取り締まれます

もしそれがなかったら好き勝手に他国が海を荒らしてしまい大変なことになります

それと同じように日本国内でも海には漁業権と言うものがあります

好き勝手に魚の乱獲や密猟がされないように取り締まられてます

とっても大切なルールであり法律であるのですが、時によって利権が絡みおかしなことがたくさん起きます

漁業権を持ってる組合長が仕切っているので、その組合長が権限を持ってるんです

サンゴ再生プロジェクトで実際に海を使って実験しようとしても組合長の許可が出ません

仮に許可が出てもその市町村や行政が許可を出さない限りはダメなんです

どんなにこちらが良いことをしようと思っても、そこには大きな利権が絡んでるんです

その時感じたのは「海は一体誰のものなのでしょうか?」

誰のものでもありません

私はそう思っています

しかし実際は違います

ではその海が汚染されたり漁業ができなくなったら責任者は自分のせいだと思うのでしょうか?

当然思いませんよね

なぜならば海はつながっており誰のものでもないからです

ルールや法律がダメと言う話ではありません

根本的に海は誰のものでもないので、みんなで守らなければならないと言うことです

海を汚すような行為があったらみんなで注意しなければいけません

しかし実際にはどうなるのでしょうか?

そんな中で国連がようやく動き出しました

国連のグテレス事務総長は19日に、公海の環境保護と生物多様性保護を明記した法的拘束力のある初めての協定が採択されたと発表しました

約20年にわたる協議の結果100カ国以上の国の方々が協力しあって、みんなの海を守っていこうと言う法律が作られると言うことです

こんなシンプルなことでも20年間以上かかるんです

なぜならば全て利権が絡んでいるからです

そして海が最悪の事態になって、今ようやくこれからやろうとしてるんです

このことについて違和感を感じます

2030年までに世界の陸と海の30%を保全する目標を含めた自然保護活動に取り組むことなどで合意が成立してます

世界中の皆で守らなければ破壊される一方だと言うことです

グテレス氏は国連加盟国が「海に新たな生命を吹き込み、戦うチャンスを与える希望を生み出した」との声明を発表しました

海がここまで汚染され、最悪の事態になってそれでもまだ人間は利権だと言うのです

本当に海は誰のものなのか?

こんなニュースから考えさせられたのでブログに少し書きました

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