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マイクロプラスチックが人間の脳内で発見されることに危機を感じます

もはや地球のいたるところに広がっているマイクロプラスチック汚染です

南極の新雪やマリアナ海峡の深海・北極海の氷の下・地球上のすべての海の中・河川や湖・大気中など我々が想像している以上に地球全てを汚染しています

株式会社 日向の鳥辺康則です

そして大気中に浮遊しているマイクロプラスチックが偏西風や雨などによって大地に降りそそがれていることがわかっています

例えばフランスの首都・パリにはプラスチック粒子が24時間で40~48kgも降り注ぐことがわかっています

これが雨が降ると10倍以上の量になるんです

それによりありとあらゆる飲料や食料にも大量のマイクロプラスチックが含まれていることがわかっています

その結果として普通に生活していて1週間にクレジットカード1枚分のプラスチックを人間は摂取してると言われています

地球上のありとあらゆるところで、マイクロプラスチック汚染から回避できる場所は既にないと言っても良いでしょう

それが私たちが作り出した世界なのです

そして今、そのマイクロプラスチックが人間の健康脅かす脅威になってます

人間の血液や母乳・胎盤・内臓組織からもマイクロプラスチックが検出されました

新生児の赤ちゃんのうんこからも検出されてます

動物実験ではマイクロプラスチックに含まれる化学物質が、がんや生殖器の問題・DNAの変異のリスクを高めることが示されています

さらに最新の研究で驚くことがわかったのです

それはプラスチック微粒子が摂取後2時間で脳に到達すると言う事実です

体内に入ったマイクロプラスチックが脳内にたまると言うことなんです

本来、脳は「血液脳関門」というバリアで守られています

血液脳関門は、毒素や有害物質が脳に到達しないようにするための血管と組織のネットワークで、水・酸素・全身麻酔薬・二酸化炭素のみを脳に通過させる重要な細胞バリアです

しかし、マイクロプラスチックやナノ・プラスチックはそのバリア機能ですら通過してしまうんです

本当に怖いことだと思いませんか?

その結果としてプラスチック粒子が炎症や神経障害、あるいはアルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患のリスクを高める恐れがあることがわかったのです

このニュースを聞いたときに本当に驚愕しました

そして私が考えている以上にプラスチック汚染が人間の健康に被害を与えていることが実感できたんです

毎年、プラスチック汚染の被害の現状が明らかになってきます

それでもなお、プラスチックを作り続けるのでしょうか?

こうしたプラスチックへの懸念に対応するため世界175カ国が参加した2022年の第1回会合が開かれて、様々なことが議論されました

そして2024年末までにプラチック汚染を抑制するための法的拘束力のある条約を締結することが決めたんです

今回パリで開かれた第2回会合では、主に使い捨てプラスチック製品の世界的な禁止や汚染者負担制度・新しく生産される「バージンプラスチック」に対する課税などが議論されます

プラスチックは国境を気にせず簡単に分解されることもありません

だからこそこの問題に取り組むために193の国連加盟国が協力する必要があります

協議中のプラスチック汚染対策条約はプラスチック汚染の害のない未来を創造するため、そして人類と私たちの世界がこのグローバルな問題への取り組みを調和させるためのまたとない機会を提供するものです

ここまで汚染が広がってからようやく真剣に動き出しました

私から言わせたら遅い位です

なぜわかっているのに動かないのでしょうか?

最悪の事態が来てからようやく動くのでしょうか?

これから生まれてくる子供たちは、プラスチックのゴミの中から生まれてきます

そんな未来を誰が希望するのでしょうか?

そんなことを強く思って今回はブログを書きました

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