ブログ

「孤独」を病気のカテゴリーに入れると言うのは一体どういうことなのでしょうか?

先日びっくりするようなニュースを聞きました

それは世界保健機関(WHO)が定める国際疾病分類のICDコード上に「孤独」というカテゴリを追加する可能性があると言うことです

株式会社 日向の鳥辺康則です

つまり孤独は病気だと言うことになってしまうのです

とっても違和感を感じるのは私だけでしょうか?

確かに孤独の健康リスクは、毎日15本のタバコを吸うのと同じであることが研究により判明しています

慢性的な孤独感は1年あたりの死亡率を26%高め、高齢者にとって孤独感は肥満の2倍健康に悪いと明かされています

孤独感があると免疫系の働きを抑制、脳機能低下など身体的な影響がでることもあるということが分かってます

具体的には心臓病のリスクを29%・脳卒中のリスクを32%・高齢者の認知症のリスクを50%高めるといいます

他にも慢性的な孤独は高血圧・心臓病・肥満・うつ病・アルツハイマー・がん・認知症などほとんどすべての危険な病気を誘発することが研究でわかっています

結果的には早死にする可能性が60%も高くなると言われています

これらの理由からなのか?病気のカテゴリーに入る可能性があると言うのです

確かに孤独は水面下に潜んでいて健康への害は非常に大きいのは事実だと思うのですが、本当にそれで良いのでしょうか?と思ってしまいました

私は常々孤独もポジティブなものとネガティブなものがあると思っています

必ずしも孤独が悪いと思ってません

孤独を楽しんでる高齢者もたくさんいるし、あえて孤独を望んでる人もいます

では一体なぜ日本を含め世界的に孤独が大問題になってるのでしょうか?

米国では成人のおよそ5人に3人が孤独であるという研究結果も出ています

ここで少し違和感を感じたので、調べてみると意外なことがわかりました

それは「孤独とは必ずしも物理的に他人と離れていることを意味するわけではない」と言うことです

たくさんの人に囲まれていたとしても、孤独感を感じることってないわけじゃないですよね

大切なパートナーがいたとしても、孤独を感じることってありますよね

SNSでたくさんのフォロワーがいたとしても、孤独を感じることってありますよね

そうなんです孤独とは、孤立し他人と有意義なつながりを持つことができていない状態を指すみたいです

1人ぼっちのことだけをさしてるわけではありません

そのため家族と生活をしていても重度の孤独感を抱えている人たちが世界で増えていると言うのです

一体何が起きてるのでしょうか?

つまり、孤独感を感じると言う心の病気なのです

誰かと一緒にいるだけではダメなのです

孤独は診断が可能で治療ができるものと言う考えから、病気のカテゴリに加えられる可能性があるみたいです

つまりうつ病と同じようなカテゴリーだと言うことです

孤独の度合いが高い人は、単に外出頻度を増やしたり地域社会とのかかわりを持つことで気分がよくなるわけではないといいます

なぜならば、その人の心の病気だからです

でも誰にも相談しないんです

孤独に陥っている人は、薬も医師も家族も誰も助けてくれないと考えがちになるからです

そして苦しんだ結果に最悪の決断を選んでしまう人が多いです

孤独とは人間が抱えている心の闇の部分だと思います

ハーバード大学が長年の研究で幸せの条件を調べたところ結果は意外なものだったと言うニュースがあります

どんなにお金や地位や名誉があっても、幸せにはなれない

人とのつながりが一番の幸せの条件と言うことです

その人とのつながりがうまくできない人が多くなっていると言うことです

本音で言える友達がいない

苦しい時に助けてって言えない

自分の素直な感情を認めてくれる人がいない

社会の中で普通に生活しても心が閉鎖的になり、孤独に感じることが多くなるのは事実かもしれません

一言で孤独と言う言葉で片付けるのではなく、現在社会の人間が抱える心の闇だということがわかりました

そんなことを感じたので多くの人と共有したくてブログに書きました

  • Comment ( 0 )

  • Trackbacks are closed.

  1. No comments yet.

You must be logged in to post a comment.

Related posts

最近の記事

おすすめの記事

おすすめ商品

  • There is no registered post.

キャンペーン情報