人間は本能的にネガティブなニュースを見てしまう傾向にあるらしい
戦争や災害・事件など日々生活する上では不安や喪失感など様々なネガティブ感情が呼び起こされるニュースを見てしまう機会が多いと思います
さらにSNSの普及でネガティブなニュースは日常的に我々に入ってくるように思います
株式会社 日向の鳥辺康則です
最新の日本での研究では9割以上の人がこの3年間でネガティブなニュースが増えたと感じていると言う結果が出ました
さらに4人に1人がネガティブなニュースを見すぎている影響で実生活に支障が出ていると言う結果が出たのです
悪いニュースばかりを受け取ることは、多大なストレスとなり心身を疲弊させることがわかっています
こうした、ネット上のネガティブなニュースを消費し続けることを「ドゥームスクローリング(Doomscrolling)」といいます
不安定な世の中にあってドゥームスクローリングはまったく正常な反応と言われています
人間は元来本能的にネガティブな情報を受けて脳の中で情報処理するようにできているのです
それによって最悪の事態を回避する防衛本能が備わっていると言われています
つまりポジティブなニュースよりも、ネガティブなニュースの方が脳の中に残りやすいと言うことです
しかしネガティブなニュースを受診しすぎるとどうなるのか?
多くの研究で、精神的苦痛とニュースの過剰摂取には関連性があることが判明しているそうです
しかしネットで悪いニュースばかり漁ると気分が悪くなるのは言うまでもないと思います
悪いニュースとは犯罪や事故だけではありません
他の人間のネガティブな情報なども悪いニュースに入るのです
良いことよりも、悪いことの方が入りやすいのです
だからこそネガティブニュースの過剰摂取には本当に気をつけなければいけません
ジャーナリズムには、「残酷な事件ほどトップニュースになる」という恐ろしい格言があります
暴力や衝突など血が流れるような内容であればあるほどテレビや新聞での露出が増えるという意味です
他にもSNSでニュースに多く触れ過ぎると過剰摂取の状態になります
いわば悪い脳内物質の点滴を受け続けているようなものです
ではどうしたらいいのか?
とてもシンプルで簡単です
ニュースやSNSを見なければいいんです
見ると必ずネガティブな情報が脳内に残るように本能ができています
後は常に意識してポジティブな情報を探し求めた方が良いと思います
本能的にはネガティブな情報を探してしまうからです
そういったちょっとした心構えが大きく変えていくのです
意外とポジティブな情報を探し始めるとたくさんあることに気づきます
今まで気づかなかっただけかもしれないのです
結婚や出産などのお祝い事のニュースなども良いと思います
世界で活躍するスポーツ選手や俳優さんの活躍する情報なども良いと思います
自らポジティブを探して行かなければ見つからないのです
そんなことを強く思ったのでブログに書きました
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