我々は今起きている異常気象の加害者であると言うことを認識しなければいけない
世界の各地で異常な熱波&豪雨が記録を更新して殺人的に続いています
この異常気象をもたらした原因は人間です
株式会社 日向の鳥辺康則です
エルニーニョ現象であれば自然変動によるものなのである
しかし今年おとずれてるのはそれだけでは無いのです
異常気象が起きている原因はいくつもあります
直接的な原因は偏西風が激しく蛇行していることです
ただし今年起きている現象はエルニーニョでは説明できないのです
偏西風の蛇行は北極の氷が溶けて赤道付近との温度差が縮まることで起こります
そこで大きな要因になってるのが温暖化です
人間が引き起こした人災なんです
我々は地球が温暖化した状態でのエルニーニョ現象は経験したことがないのです
つまり世界気象機関WMOのターラス事務局長によると「地球の気温は未知の領域になる」と言うことです
実際に、カリフォルニア州デスバレーでは54℃記録を更新しました
人間が生きられる温度を超えているのです
中国北部のトルファンでも52.2℃を観測しました
アリゾナ州フェニックスでは46℃、インド東部では45.9℃、中国の北京でも連日40℃を超えています
イタリアのローマでは43℃を超え、シチリア島やサルディニア島では48℃に達しています
通常平均気温の12℃以上を上回っている異常事態です
昨年1年間でイタリアだけでも熱波で1万8000人以上の方が亡くなりました
今年はその数字をはるかに超えると言われています
ヨーロッパ全土では6万6167人が昨年は熱波で亡くなりました
今年はその数字をはるかに超えると言われています
スペインマドリードでも40℃を超え、コルドバでは44℃に達しました
そして日本でも連日40℃近い気温になっています
北極圏のノルウェーですら、観測史上異常となる28.8℃に達しているんです
7月7日には、過去12万5000年間で一番暑い日が観測されました
世界平均気温が17.24℃になったのです
19世紀末に計測機器による気象観測が始まって以来、初めて17℃を超えたのです
これがどんな怖いことかわかりますか?
その影響で森林火災も世界で起きています
カナダの観測史上類を見ない大規模火災を始めとして、クロアチア・トルコ・ロシア・スペイン・アメリカなどでも大規模な火災が発生しています
熱波だけではありません
中国の重慶・南米のチリ・スペイン・インドなどで記録的な豪雨が町を襲い多くの方々が亡くなっています
日本でも線状降水帯等の影響で亡くなられた方がおられます
これはすべて人間がもたらした人災だと言うことです
テレビでこのようなニュースを見たら、自分たちの責任だと思わなければいけません
そう思えないのであれば、人類はさらなる脅威を経験することになります
我々は加害者なんです
我々がこの異常気象を引き起こしてるんです
まずはそれを受け入れない限りは何も変わりません
責めてるわけではなく、現実から目を背けないでほしいのです
日本人の環境問題の意識は、世界の方々と比べてはるかに低いのです
びっくりするぐらい低いのです
他人事すぎるぐらい無関心な人が多いです
それではいけないと思って毎日ブログを書いてます
少しでも現実を知ることからスタートすることです
そんなことを思って今日もブログを書きました
最後まで読んで下さってありがとうございます
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