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プラスチックを分解する微生物や生き物が地球上でたくさん発見されている

自然界では基本的に分解されないプラスチック

形を小さくして何百年も何千年も地球を浮遊しています

株式会社 日向の鳥辺康則です

もともと自然界にない物質が故に分解できないと言われてきました

そしてあまりにもプラスチックが地球上で増えすぎました

その結果として自然界の調和やバランスを崩しているのです

そんな中で自然界の調和は、地球上にないはずのプラスチックを分解する様々な微生物や生き物を誕生させています

もともといたのを発見されなかったのか?

新たに誕生したのか?

突然変異みたいな形で発生したのか?

理由は分かりませんが、地球上の様々なところで、たくさんのプラスチックを分解する酵素を持った微生物などが発見されてます

もともと微生物の世界ってすごいですよね

人の体で暮らす微生物は約100兆で、人の細胞のおよそ37兆より圧倒的に多いんです

太古の祖先による海から陸上への進出も、腸内に微生物がいたことで果たせた事実があります

また空中では、植物だけでなく光合成の50%を微生物が担っているという驚きの事実も判明してます

そんな脅威の微生物の働きによって、プラスチックが分解され始めてます

プラスチックの代表的なものに、ポリプロピレンがあります

ポリプロピレンは軽くて丈夫で柔軟で耐久性が高いので、プラスチックの中でも最も幅広い用途で使用されている丈夫な素材です

だが放っておいたら数百年は分解されないというデメリットがある

そんな強靭な素材をたった140日で完全に分解できる「菌類」が土壌から見つかりました

ポリプロピレンの高速分解に成功したのは、土の中に生息する2種の菌類で、「Aspergillus terreus」と「Engyodontium album」

他にもペットボトルに使われているポリエチレンテレフタレートは、使い勝手がよいため幅広く使われており2024年には約3530万トンが生産されると予想されています

2016年に京都工芸繊維大学の研究チームは、このポリエチレンテレフタレートを栄養源として育つ微生物を発見しました

この発見は世界中の研究者から注目を集め、2020年にはアメリカの研究チームが2016年に発見された微生物よりも最大で6倍速く分解可能な酵素を発表してます

世界中の科学者はこんなことを言っています

「微生物のおかげでプラスチック汚染という問題を解決する可能性のある酵素が生まれたのです。未来の世代に大きな恩恵となるでしょう」

そして、プラスチックを分解するのは微生物だけではないんです

発泡スチロールはスーパーのトレイや家電製品の包装に利用されているが、非生物分解性でプラスチックの中でも特に処分に時間とコストがかかります

2015年にアメリカのスタンフォード大学の研究チームは、ミールワームという幼虫が発泡スチロールを消化できることを発見しました

現在ではミールワームの消化液を摘出し、発泡スチロールの大量処分に役立てるための手段が模索されています

他にも2011年にアメリカのイェール大学は、アマゾンの熱帯雨林でプラスチックを食べて成長する珍しいきのこを発見しました

さらに増殖に酸素を必要としないので、プラスチックの埋め立て地でも十分に利用できると考えられてます

更にゾフォバス・モリオというゴミムシダマシの一種の幼虫の消化器内にプラスチックを分解する酵素があることが発見されました

オーストラリアのクィーンズランド大学などの研究チームが、微生物学専門誌「Microbial Genomics(細菌ゲノム)」(6月9日付電子版)に掲載された論文で明らかにされました

イモムシやキノコなどの生き物も周りの環境に適応するために、生物的変化を起こしプラスチックを分解する酵素を持ち始めていると言うことです

これらの酵素を使えば、将来的にはプラスチックを短時間で生分解できる技術が確立されると言われています

だからといって、プラスチック問題が解決すると言うことではありません

我々が排泄しているゴミを、小さな微生物や生き物が一生懸命分解してくれてると思うと情けなくなります

我々の問題は、我々で解決しなければいけないのです

小さな微生物や生き物に頼ってばかりてはいけません

少しでもゴミを減らし、プラスチック問題を解決しなければいけないのです

それにしても、自然界の調和(バランス)や循環てすごいですよね

我々が想像する遥か上を行っています

そして周りの環境を整えるために、一生懸命進化しながら働き続けてるんです

人間は多くの生き物とともに地球上で共存共生してるのが現実です

そのことを忘れて、環境破壊の道に突き進んでしまったのです

それこそが人間がもたらしたエゴ

しかし、ここにきて、私たちは本当に考え方を改めなければいけないと思ってます

そうしなければ、待ったなしの状態で未来がないからです

プラスチックを分解する生き物が、地球上でたくさん誕生する事はとても良いことですが、そこから私たちは何かを学ばなければいけません

そんなことを強く持ってブログに書きました

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