「何もしない時間」を意識的に取る事は大切だと思います
忙しい日々を送る現代人にとって“何もしない時間”を過ごすのは、もったいないと感じてしまうかもしれません
しかし私にとってはこの「何もしない時間」を作ると言うことがとても大切だと言うことです
株式会社 日向の鳥辺康則です
なぜ大切なのか?
何もしない時間を作ってボーッとする状態は脳にとって必要な時間といわれています
それによって普段は思いもつかない閃きがあったり、考えがまとまったり、創造性が高まるなどのメリットをもたらすことが脳科学的にも解明されているんです
実は脳はこのボーっとしているときにデフォルト・モード・ネットワークという神経回路になります
このデフォルト・モード・ネットワークというのは、何か意識したり何かをしているときには影を潜めていて、逆にぼんやりしているときに活性化する神経システムなんです
デフォルト・モード・ネットワークの活動が、情報の整理や今まで見聞きしてきたことなどの情報を統合して記憶の整理をしてくれる
それによって新しいアイデアが生まれたり考えがまとまったりといったことがあります
あとはリラックスするという効果もあります
特に脳疲労を感じた時なんて重要な役割を果たします
最近昼寝が良いと言うのも関係があるんです
昼寝してる時もデフォルト・モード・ネットワークが活動するんです
だからこそ昼寝をするとパフォーマンスが上がるというデータがたくさんあります
このときのポイントは10分〜15分と言うことです
1時間も2時間も昼寝していてはダメです
そもそも脳には3つのネットワーク(回路)があると言われています
・デフォルトモードネットワーク:
ぼんやりとしたオフ状態で、意識が内側(未来や過去のこと)に向く。「心ここに在らず状態」と言われたりすることも。
・中央実行ネットワーク:
何かに集中しているオン状態で、意識が外側(現在のこと)に向く。瞑想やマインドフルネスをしているときは中央実行ネットワークが賦活(ふかつ)する。
・顕著性ネットワーク:
デフォルトモードネットワークと中央実行ネットワークを切り替えるネットワークのこと。
それぞれ大切な脳のネットワークですが、車のようにアイドリングも必要なんです
常にアクセルを踏み続けていると疲れてしまうし、エネルギーも減ってしまう
それと同じで人間も疲れたらちょっと安静にしてエネルギーを維持すると次の行動へもスムーズに取りかかれるようになります
現代人は中央実行ネットワークを駆使してます
常に脳がオンの状態なんです
だからこそアイドリングが必要
そうしなければ暴走して事故になってしまうんです
実は過去にもこれと同じようなブログをいろいろ書いてます
興味ある方は読んでみて下さい⬇︎
何もしない時間やぼーっとすることってとても大切だと思うのです
https://117kirei.com/20210720toribeblog/
自分なりの脳疲労の休息の取り方を考えて実行しています
https://117kirei.com/20230211toribeblog/
では自分なりのぼーっとする時間はどんなものなのか?
一番はお風呂に入ってる時です
また温泉につかっている時も同じです
何も考えずにぼーっとしてます
海に行ってぼーっとすることもあります
短い昼寝をとってぼーっとすることもあります
一見さぼってるように思うかもしれませんが、全く違います
とっても大切な時間なんです
何もしない時間を作ると言うことをする
これって現代社会の忙しい人間にとって大切なんじゃないかなと思ってブログに書きました
最後まで読んで下さってありがとうございます
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