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悪名高き除草剤「ラウンドアップ」をめぐる裁判に決着がつきつつあります

米モンサント社が開発したグリホサートを含む除草剤「ラウンドアップ」の健康被害についての裁判決着がつきつつあります

モンサント社は2018年に独バイエルに買収されてます

株式会社 日向の鳥辺康則です

私もブログで何度もなくこのことを警告として発信させていただいています

https://117kirei.com/20210508toribeblog/

https://117kirei.com/20200327toribeblog/

グリホサートは遺伝子組み換え作物は枯らさずにその周りの雑草だけを枯らすことができるため、遺伝子組み換え作物の作付けが増えるのに伴い市場拡大してきました

「人には安全」との触れ込みから、ガーデニングや、学校、公園などの公共スペースでも多用され、日本でも売り上げを伸ばしてます

しかし、2015年に世界保健機関(WHO)の外部組織「国際がん研究機関」(IARC)がグリホサートは「人に対しておそらく発がん性がある」と発表したことで安全性論争に火がついたんです

発がん性の判断は評価機関によって分かれているものの、警告表示を義務付けているカリフォルニア州や、農家に対し使用しないよう求めているフランスの例のように万が一に備えて予防措置をとる国や自治体が増えて、今では多くの国々で使用規制や販売規制等が法律で定められています

本当にグリホサートでガンになるのか?

そんなことをめぐる裁判が米国で多数発生しています

裁判は、悪性リンパ腫の一種である非ホジキンリンパ腫を発症したのはラウンドアップを26年間使用し続けたのが原因だとして、カリフォルニア州在住の男性がモンサントを相手取って起こしたもので、一審・二審とも男性が勝訴してます

二審はラウンドアップをがん発症の「重要な要因」と認めると同時に、がんの警告表示をメーカーが怠ったとして、バイエルに2500万ドル(約34億円)の賠償金支払いを命じたんです

これに対しバイエルは、米環境保護庁(EPA)が「グリホサートががんの原因となる可能性は低い」との判断を示していることなどを根拠に、最高裁に対し二審の判断の見直しを求めていました

ところが今回米国の最高裁はその上告を却下したのです

つまり実質上グリホサートが間違いなく癌を発症させたことを裏付ける結果となったのです

その背後には政治の利権が多く絡んでいることもわかってきています

米環境保護庁(EPA)が提出した評価は「エビデンスが不十分ではない」と指摘し、EPAは環境への影響を評価する法的義務を怠ったと批判しました

これはトランプ政権下で起こった出来事です

トランプ大統領は、モンサント社から多額の政治献金を受けていました

当時の大統領であるトランプ氏はそのことを受けてEPA側にかなりの圧力をかけたと言うことが疑われています

結果としてモンサント社に都合の良い研究結果が出てきたのです

しかし、バイデン大統領になりその政治的な影響力がなくなると同時にグリホサートに対しての規制強化が始まったのです

グリホサートをめぐっては、これまでに13万件以上の訴訟が米国内で起こされています

この裁判すべてにとてつもない影響を与える研究結果がこれから開示されます

世界中から危険な物質と言うことが認められているグリホサートですが、なぜか日本だけは2017年に規制緩和が起こされて大量に使われ続けています

米国産小麦の97%、カナダ産の100%で除草剤成分のグリホサートが検出されています

これは農林水産省の発表です

グリホサートの毒性に関する研究が進むにつれ、がん以外の影響を示唆する研究報告も相次いでいます

国立千葉大学・社会精神保健教育研究センターの研究チームは2020年マウスを使った実験の結果、「妊娠中の農薬グリホサートの摂取が、子どもの自閉症スペクトラム障害(ASD)などの神経発達障害の病因に関係している可能性がある」と発表しました

海外産小麦を使ったパンやうどんを食べると子供に影響があると言うことがはっきりしてるのです

今までグリホサートの毒性は植物が持つシキミ酸経路に作用するため、シキミ酸経路を持たない動物には害を及ぼさないとされてきてました

しかし研究チームは「ヒトの腸内細菌はシキミ酸経路を有することから、グリホサートはヒトの腸内細菌叢を乱す可能性がある。近年、ASD患者における腸内細菌叢の異常が数多く報告されている」と指摘しているんです

これだけ危険性がハッキリしてるのに政府は全く関心を持ちません

選挙が始まろうとしてますが多くの市民団体がこのことに対して嘆願書や抗議を政府に提出しています

しかし全く誰も見向きもしません

大量の毒が入ってる小麦を食べさせられている子供たちが本当にこれからどうなるのか?

真実は闇の中に葬られるのでしょうか?

そんな事は絶対あってはならないと思いブログに書きました

多くの人に拡散してもらえるとありがたいです

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