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2023年の日本は観測史上最も暑い年と気象庁が発表しました

世界気象機関(WMO)は2023年の世界の平均気温は記録のある1850年以降で最も高くなることを発表しました

それに遅れることを1ヵ月、日本の気象庁も2023年が2日本での観測史上最も暑い年だったことを認めました

株式会社 日向の鳥辺康則です

気象庁が明治時代に統計を始めてから最も高くなったということです

年平均気温は30 年平均(1991 年~2020 年)を基準とした年平均気温偏差が+1.34℃となったんです

過去の最高気温の年は2020年でした

そのた2020年の記録を大きく上回り最も高くなったということです

2020年の+0.65℃でした

地球温暖化が進んでいることから2019年からの最近5年間の年平均気温はすべて歴代5位以内に入っています

そしてもう一つ重要なのは海水温度も過去最高になったということです

日本近海の年平均海面水温の平年差は+1.07℃で、統計を開始した 1908 年以降最も高い値となる見込みです

こちらも従来の最高値だった 2021 年の+0.74℃を大きく上回ります

気象庁は、「長期的に気温は上がっているが今年は日本・世界とも違うレベルの高温でこれまでを大きく上回った、驚くべき数字だ」と発表しています

気象庁はこの原因を以下のように結論づけてます

◎長期的な地球温暖化の傾向

◎エルニーニョ現象など海水温を上昇させた現象(海の現象)

◎寒気と暖気の境目である偏西風が平年より北側に蛇行したこと

◎日本の南の高気圧の勢力が強かったことで日本付近が1年を通じて暖かい空気に覆われたため特に気温が高くなったということです

気象庁は「地球温暖化が進み平均気温がさらに上昇すれば、猛暑日などの極端な高温や大雨など極端な現象の頻度や強さも増すことになる。私たちの生活や健康面への影響が懸念される」とはっきり言っています

これは日本だけじゃなくて他のアジアを見ても一緒なんです

中国・ベトナム・ブラジルの国内の日最高気温が記録更新され、ほか各国の月平均気温や季節平均気温の記録更新が伝えられました

アジアだけではなく全世界でこの現象が起きています

世界でも今年は観測史上最も暑い1年となった

1月から11月までの平均気温は産業革命以前に比べて1.46℃高い結果となったんです

これはただ暑くなっただけではないんです

その影響によって海水温の上昇・北極圏の氷の融解・カナダの壊滅的な森林火災など想像絶する異常気象が多発しました

WMOによるとこの気象パターンは2024年にさらに高温をもたらす可能性が高いと発表しています

来年はもっと暑くなり異常気象も増えるということなんです

だからこそ関心のなかった人でも少しずつ関心を持つようになってきてます

環境問題が解決しない1番の原因は無関心です

そして2番目の原因が誰かが何とかしてくれると言う何の根拠もない期待です

国がやってくれるだろう、企業がやってくれるだろうと思って結果的には誰もやらないのです

その被害を被るのは、最終的には国民です

他人任せではなく当事者意識を持たなければいけないのです

国民一人一人がやれる事はたくさんあります

全てやるのは無理なので、1つでもいいから意識を持って欲しいと思ってます

その前に少しでも関心を持ってほしいと思ってます

そしてできないことを無理してやるのではなく、できる事はたくさんあるのです

例えばスーパーマーケットに買い物に行った時に極力地元のものを買うと言うことも大切です

県外産や国外のものはそれを輸送するだけで大量なCO2が出ます

また食品ロスも我々ができる対策の1つです

食べ物を育てるまでにも、CO2をたくさん排出します

そして、出来上がった食べ物を食べれるのに、捨てて処理するのに、また大量のCO2が排泄されるのです

食品ロスはダブルショック効果で2重の排出になってるんです

それらを減らすことも我々ができることです

他にもたくさんあるのですが、全てではなくていいです

1つでいいから自分ができることを実践することです

そんなことを強く思ってブログに書きました

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