我が家のクリスマスにサンタさんは来ない?
Happy Merry Christmas❗️今日はクリスマスです
皆さん楽しんでいますか?
多くの方がチキンやケーキを買って家でパーティーしていると思いますw
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
私の妻はキリスト教のカトリックなので、クリスマスはいろいろな意味で1年で最も大切な日なのです
12月25日は一般的にはキリストの誕生日と誤解されていますが、そうでは無いのです
正式には「キリストがこの世に誕生したことを祝う日」です
日本では恋人同士がデートをしたり、子供たちにとってはサンタさんからプレゼントをもらえる日みたいになっています
宗教的な意味合いで考える人が少なく、どちらかと言えばイベント要素が強いと思います
しかし、我が家では・・・
フィリピン人のクリスマスは違う
妻の母国フィリピンは国民の大多数がキリスト教徒の為、キリストの生誕を祝う1年で1番大切な日なのです
雑貨店などでは9月ぐらいからクリスマスの装飾が売られてスタートします
それが1月まで続くのです
日本はクリスマスが過ぎるとお正月ムードですが、フィリピンでは三ヶ日と言う考えはありません
1月2日から皆さんが通常にお仕事をしています
大晦日だけはカウントダウンと共に花火や爆竹などがたくさん打ち上げられますが、それが終われば通常モードに戻ります
しかしクリスマスとなるとほとんどの方が地元へ戻り家族とともに過ごすのです
そして教会の礼拝に参加するのです
街の個人商店やレストランなどはすべて閉店になります
都市部の店でも多くが閉店になりすべての人が地元へ戻ります
そして大切なのがパーティーなのです
最低でも会社(勤務先)が主催するクリスマスパーティーと家族で開催するクリスマスパーティーの2回は必ず参加します
そして必ず全員がプレゼントを持っていき交換するのです
会社の同僚や家族、親戚、親しい友人など全ての人にプレゼントを渡します
こんな私でも毎年数10個のプレゼントがフィリピンから届きます
お金がない中で皆んな小さいものでも必ず買って渡すのです
ビックリでしょ〜
食べ物も日本と違いチキンやローストビーフなどはありません
ケーキもありません
サンタさんもありません(笑)
フィリピンではお祝いの時に欠かせない豚の丸焼き(レチョン)が出てくるのです
平均月収が30,000円程度の国で、この豚の丸焼きは15,000円位します
フィリピン人は、このクリスマスのために1年間頑張って働いていると云っても過言ではありません
当然僕らも多くの方々にプレゼントを送りました
日本にいる私の母などにも送ります
次女のあずみちゃんは、サンタさんにもプレゼントを買ってお手紙を書いていました
我が家ではサンタさんからプレゼントをもらうのではなく、サンタさんにもプレゼントを贈る日だったのです(笑)
子供たちも1年間我慢して貯めたお小遣いを全て使い多くのプレゼントを買って送りました
妻のお母さんもSkypeでクリスマスパーティーに参加して楽しんでいたようです
国が変われば考え方が変わり、イベントや習風も変わるのです
こんなクリスマスを15年つけているので寝れましたか、フィリピンのクリスマスも悪くないなぁ〜と思います
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