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気象災害による死者の90%以上は発展途上国で確認されています

先進国の国々が気候変動や地球環境破壊をし、その被害を発展途上国の人々が受ける

これが今地球で起きている現状です

株式会社 日向の鳥辺康則です

今年に入って、干ばつによる死者数が約65万人、熱波などの影響により高温で死亡した方は5万5000人以上になっています

大気汚染が原因で亡くなられる方もほとんどは発展途上国です

世界気象機関(WHO)は8月31日にあるデータを発表しました

それによると、暴風雨や洪水、干ばつといった世界の気象災害の数が過去50年間で5倍以上に増加したと言うことです

今米国にも巨大なハリケーン「アイダ」が襲っており甚大な被害が出ています

科学者たちは、気候変動や異常気象の発生頻度の高まりなどが気象災害の増加につながったと発表しています

50年間で1万1000件以上の災害が発生してるのです

それにより200万人以上が死亡し、経済損失は3兆6400億ドル(約400兆円)に上ると言うことです

https://amenavi.jp/blog/3253

WMOのペッタリ・ターラス事務局長は次のようなことを言っています

「気候変動の影響で、世界の多くの地域で気象や気候、降水量における極端な現象が増加しており、今後その頻度と深刻さは増すだろう。これは、欧州や北米で最近観測されたような熱波や干ばつ、森林火災が増加していることを意味する。また、大気中の水蒸気量が増え、極端な降雨や致命的な洪水の悪化につながっている。海水温の上昇は、最も激しい暴風雨の発生頻度や発生地域に影響を及ぼしている」

特にこの5年間は異常なスピードで気候変動が進んでいます

今後地球環境汚染や気候変動が進むと世界で最も気象災害が増える国の第1位はフィリピンで、第2位がフィリピンでした

ところが2020年度に発表されたデータによると第1位が日本になったと言うことです

https://www.nna.jp/news/show/1982959

今私たちが遭遇している災害の規模ではない想像絶する様々な災害が起こると言うことです

そして問題は気候変動や気象災害だけではないのです

環境汚染によって命を落としている人の数は、人々の収入が低いレベルにある国と中間にある国だけで全体の92%を占めています

世界では貧困層と弱い立場に置かれる人たちが偏って命を落としていると言う現状があるのです

それだけではありません

子供がまだ母親の胎内にいる段階または幼児期に少量の環境汚染にさらされるだけで、生涯にわたって伴うことになる身体障害、早死になどのリスク、さらに学習レベルや収入レベルの低下が引き起こされていることが事実なのです

そのような方々も含むと早期に命が奪われる人は全世界で900万人以上に及んでいます

実に世界全体の年間死亡者の16%を占めていると言うことです

この数字は生活習慣病や肥満、アルコール、交通事故などで命が奪われる数よりも圧倒的に多いのです

私たちはこの問題に対して目を背けてはいけないと思うのです

そして1人でも多くの人が家庭からできる環境浄化に協力してほしいと思っています

今回のWMOの発表聞いてそんなことを強く思いました

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