人間活動の影響で温暖化や大気汚染が引き起こされる事は間違いない

9日に発表された気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によると人間活動で温暖化が引き起こされる事は「疑う余地ない」と初めてはっきりと明記されました
さらに大気汚染も人間活動が原因で引き起こされていると思うのです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
マット・マグラス環境問題担当編集委員は次のようなことを言っています

人間の影響が大気、海洋及び陸域を温暖化させてきたことには疑う余地がない。大気、海洋、雪氷圏及び生物圏において、広範囲かつ急速な変化が現れている。
気候システム全般にわたる最近の変化の規模と、気候システムの側面の現在の状態は、何世紀も何千年もの間、前例のなかったものである。
英レディング大学のエド・ホーキンス教授は、「これは厳然とした事実の表明だ。これ以上はないというくらい確かなことだ。人間がこの惑星を温暖化させている。これは明確で、議論の余地がない」と述べました

「ありとあらゆる温暖化の現象について、その影響は悪化し続ける。そして多くの場合、悪影響は引き返しようのないものだ」とホーキンス教授は更に付け加えました
世界気象機関(WMO)のペテリ・ターラス事務局長は、「スポーツ用語を使うなら、地球の大気はドーピングされてしまったと言える。その結果、極端な気象現象が前より頻繁に観測され始めている」と指摘しました

更に世界中で大きな問題になっている大気汚染も人間活動によって強化されていると思います
なぜならば新型コロナウィルスパンデミックの影響により世界経済がストップした瞬間に、地球の大気は著しく浄化されたからです
2020年3月1日までの4週間で、中国のCO2(二酸化炭素)排出量は前年同期比で2億トンも減少したといいます

また、大気汚染が深刻なインドの首都デリーではロックダウン(都市封鎖)後、PM2.5(微小粒子状物質)が40~70%も減少して、灰色だった空が青空に戻りました

水の都で有名なイタリアのベネチアの運河の水もきれいになりました
人々の行動が制限されたことで、大気や水の汚染が一気に改善したことは、日々の人間の活動がいかに環境へ悪影響を与えていたかをわかりやすく示したといえます

新型コロナが終息すれば、人々は活動を活発化させるでしょう
生きていくためにお金は大事ですから、人々は移動し、工場は動き出します
一方、環境破壊が進んで健康に暮らせなくなれば、働いてお金を稼ぐことはできません
経済と私たちの命を天秤にかけるわけではないですか、とても難しくバランスをとっていかなければならないと言われています

特に大気汚染の中で問題視されているのはPM2.5です
PM2.5の汚染と死亡リスクの間には密接な関係があります
これまでの研究によると、大気汚染は慢性疾患などの患者に大きな健康被害をもたらすことがはっきりしています

大気汚染が原因で亡くなられる方は1年間に700万人以上いると言うことがWHOから発表されています
生きるために経済は必要ですが、経済を優先した結果として死者が増えていると言う現実
あなたならどう捉えますか?

これが今地球上で起きている我々人間社会の現実です
今回改めて今置かれている現状が急速に悪化してることを突き付けられて心を痛めてます
できることを精一杯加速してやっていこうと思います

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
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