日本人の舌を味覚音痴にする食品添加物の実態とは?
過去に何度となくBSC理美容協同組合さんにてゲスト講師として「食品の裏側」の著者である安部司さんをお呼びさせていただき公演を開催さしていただきました
その中で食品添加物の驚愕の事実をたくさん教えていただいたのです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
安倍氏は講演の中でさまざまな「謎の粉」をテーブルの上に並べてあっという間にレモン炭酸飲料やラーメンスープ、おでんの出汁などを作ってしまうのです
我々がおいしいと思っている様々なものが食品添加物のみで簡単に再現してしまうことを見て驚愕してしまったことを覚えています
実際飲んでみるとほんとに美味しいんです藍
特に講演会の中で言っていたのは日本人の味覚を壊す「黄金トリオ」です
①食塩(精製塩-塩化ナトリウム)
②うまみ調味料(化学調味料)
③たんぱく加水分解物
この3つの物質は、カップ麺・スナック菓子・冷凍食品・加工食品の「旨味のベース」としてたくさん使われています
たんぱく加水分解物とは、肉や大豆などのたんぱく質を分解して作り出すアミノ酸のことです
多くは「塩酸」を使って分解してます
たんぱく加水分解物は正しくは添加物ではありませんが、これこそが日本人の好む「うま味の素」で厄介なんです
この黄金トリオにプラスして「味噌粉末」を入れれば味噌汁の素になります
「粉末かつおエキス」を入れるとかつおだしの素になります
「チキンエキス」を入れれば鶏がらスープの素になります
出汁から取るのではなく手軽に作れる〇〇の素になるんです
黄金トリオのベースに「エキス類」「香料」を加えるだけで変幻自在にどんな味も作り出せると言う魔法のベースになっているのです
でも黄金トリオがほんとに怖いのは、日本人の舌を壊す凶元になっていることです
カップラーメンには大量の塩分(塩化ナトリウム)が使われています
5〜9gも使われているのですが、通常であればこの濃度は海水の塩分濃度とほぼ同じ位になります
海水はそのままだと辛くて飲めないのですが、大量の塩分(塩化ナトリウム)が使われてるにもかかわらずそれを感じさせないのが怖いのです
塩分を感じさせないように化学調味料で変化させられているのです
さらに塩分だけではなく「油分」も同じことがいえます
知らず知らずのうちに大量の油を摂取しているのです
これが食品添加物やエキス類がなせるワザです
大量の塩分・油分を生とは気づかせずに摂取させてしまう恐怖の黄金トリオです
インスタントラーメンやカップ麺だけではありません
ファーストフード・冷凍食品・市販の弁当・加工食品などにも大量に使われています
それらばかりを食べていると味覚がおかしくなり、自然なものや天然なものを食べると物足りなさを感じてしまうのです
たまに食べる事は反対しませんが、ほとんどの食事がそのようなものばかりですと完全に味覚障害になります
本物の味がわからなくなると言うことです
もちろん食品添加物や化学調味料のおかげでわれわれは便利・豊かな生活を手にしていることも事実です
しかしその反面に若者を中心に味覚がおかしくなる現象が広がっています
お母さんたちも時間のかからない〇〇の素を使用してることも理解はできますが、本当の味をわからない若者が増えていることが懸念されます
そんなことを強く感じて今回ブログに書きました
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