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日本の食品表示制度の緩やかにはカラクリがあるようにしか思えません

食品を選ぶ上で我々が安心かどうか基準にしているのは表示されている食品表示です

しかし日本国内で食品表示義務の制度が次から次えと改正されていってる事実があります

株式会社 日向の鳥辺康則です

国民にしっかりと知らせられない中で改正しているのです

さらに熊本のアサリを始めとした食品表示偽装の実態を知ったらほんとにわけわからなくなります

例えば2020年7月16日に改正された食品表示は次のようなものがあります

「人工」「合成」といった表記が使用されなくなります

人工物・合成物が入っていても表示しなくていいって言うことです

経過措置期間として、今年3月末までに製造・加工されたものは表示されてきましたがそれ以降は一切表示されなくなります

さらに食品表示の改正は続きます

2023年4月1日以降には「遺伝子組み換えではない」と言う表記が激減します

遺伝子組み換え表示制度が変更されると言うことです

遺伝子組み換え農産物購入についてこれまで許容されていた5%から0%に厳しく制限されるのです

これだけ聞くと消費者にとって良さそうに思う変更なのですが、実際はカラクリがあります

食品会社からすれば、生産・流通の過程で購入を完全に避ける事は非常に困難と言うことです

徹底して管理したとしても万が一混入していたとしたら処分を受ける対象になります

結果として0%はかなり不可能に近く「遺伝子組み換えではない」と言う表記を避けざるをえなくなるのです

なぜ不可能に近い制度に改正するのでしょうか?

それはTPPや日米貿易協定により大量の遺伝子組み換え作物や食品が日本に入ってきているからです

表示できなくなれば、どれに入ってるか分からなくなるからです

つまり消費者にわからせなくするためです

今後は適切に分別生産流通管理されることを示すための表示に変えると言ってますがこれが複雑で訳がわからないです

「分別生産流通管理」「IPハンドリング」「IP管理」といった表現が使用可能となると言われています

何のこと言ってるかさっぱりわかんないですよね?

日本の食品表示制度について表示義務の緩やかさを問題視する声はたくさん上がっています

世界一遺伝子組み換え食品を食べてるのが日本人だと言う指摘もあります

他の国と比べると本当に表示制度がないに等しいです

日本では、油や遺伝子組み換え作物で育った家畜の肉等についても表示義務がありません

他の国ではそれらの表示義務もしっかりあり「遺伝子組み換えやそれによって生成したタンパク質を含まない」と書いてあります

さらに表示に厳しいEUでは、DNA、タンパク質が残らないものも含め配合比によらず全原材料に表示義務があります

当然日本でもやろうと思えばできる表示制度です

しかしそんな表示制度をしたら困る方々がたくさんいるのです

その中で政府が考えたのが分からなくさせると言うことです

われわれは常に口に入れるものや家族に食べさせるものに気をつかっています

極力安全で安心なものを選んで健康を維持したいと思っています

しかしどれが安全なものか表記がなければ・・・

とっても怖いことがわが国で起きてると思っています

そんなことを思ってブログに書きました

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