一人の女性が変えた食品ロス問題はSNSコミュニティーがきっかけだった
たった5年間で食品ロス25%も削減に成功した国があります
それがデンマークです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
そのデンマークを変えるきっかけになったのがたった一人の一般人女性だったんです
その方はセリーナ・ユールさんです
デンマーク政府や王室をも動かし、国連やFAOなど国際機関とともに食品ロス削減に全人生を捧げている人です
この方の活動と考え方をコラムで読んですごく共感し感動しました
彼女は13歳の時に、ロシアのモスクワからデンマークに越してきたそうです
当時ロシアは共産主義の崩壊により国の経済状態が非常に不安定で、セリーナはいつ食事にありつけるか分からない毎日を過ごしていたんです
そんなロシアからデンマークに移り住み何よりも驚いたのは町中に溢れる食べ物の量だったといいます
「食料不足が当たり前」だった彼女にとって、常に食事があるという事実は夢のようだったそうです
しかし、その中でさらに衝撃を受けたのが、食べ物を簡単に捨てるデンマーク人の存在なんです
飢えを体験した彼女には1ミリも理解ができなかったそうです
食べ物を捨てるという行為には、リスペクトがないと思います。自然に、社会に、食べ物を作った人に、動物に…そしてあなたの時間やお金にも。その食べ物を買ったあなたの時間もお金も、捨てることであなたは全部無駄にしているのですから(引用元:BBC Business News)
そんな彼女は2008年にFacebookでコミュニティーグループを作ります
そしてそのFacebookグループの活動は始めてから2週間で話題になり、全国メディアで運動が取り上げられました
そしてその活動にデンマークの大型スーパーも共鳴し一気に全国へと広がっていったのです
そして翌年環境省の大臣から電話がかかり、本格的に国を挙げて食品ロス問題に取り組む活動に入っていくのです
活動内容や彼女のことを知りたい方はこちらを参考にしてください⬇︎
https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20190913-00139204
https://neutmagazine.com/stop-wasting-food-movement-denmark
https://eikoshowworks.com/?p=555
https://www.asahi.com/sdgs/article/14566318
私がすごく心動かされたのが「たった一人の消費者」が社会を変えると言うことです
環境活動家のグレタ・トゥーンベリーさんもそうです
たった一人の思いと行動が社会を変えて世界を変えるのです
彼女の活動通してフードウェストを照射ならではの視点で「自分ごと」にし、国民の意識を変えたのです
フードウェイストとは
フードウェイストとは、まだ食べられる食べ物を捨てることです。
フードウェイストとは、必要以上の食べ物を買うことです。
フードウェイストとは、見た目がちょっと悪いからといって食べれる果物を選ばないことです。
フードウェイストとは、テーブルの上に長時間置いてあったからといって食べ物を捨てることです。
フードウェイストとは、古い食べ物を冷蔵庫の奥に追いやり、新しいものを手前に置くことです。
フードウェイストとは、すでに冷凍保存しているものを使わずに次々と新しい食べ物を冷蔵保存することです。
フードウェイストとは、パッケージを捨てるついでに一緒に少し余った食べ物も捨てることです。
フードウェイストとは、レタスやキャベツやたまねぎの一番外側の部分を捨てることです。
フードウェイストとはレシピに載っている必要な分だけ食材から使って、あとは捨てることです。
フードウェイストとは、だしをとるためだけに肉や野菜を調理し、あとは捨てることです。
2050年には世界人口は80億人から92億人まで増加すると言われています
人口の増加に伴って、必然的に必要となってくるのが食料です
2050年には現在より70%も増加させないと世界中の人のお腹を満たすことはできないんです
しかし、世界中にはすでに飢饉で命を落としている人々が存在します
現段階では食料は足りているにも関わらずです
実は、現在の世界人口の9人に1人が飢えに苦しんでいます
なぜなら私たちは毎年「30億人分もの食料」を捨ててしまっているからです
全人類の生死に関わる「フードウェイスト(食品廃棄)」という深刻な問題が世界中で起こっている現状に心を痛め、たった1人で立ち上がり国を変えた女性が北欧デンマークに存在する!
興味を持った方がいたら調べてみてください
彼女の考え方や行動、そして生き方にとてもリスペクトします
そして人ごとではなく自分のこととして明日から多くの人にこのことを伝えていきたいと思います
そんなことを思ってブログを書きました(^◇^)
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