エビデンスが得られないとそれは全て「ウソ」だと言うことなのでしょうか?
社会的に論破がブームになり巷では「エビデンス」と言う言葉が最も信憑性があると言うふうに論じられてます
エビデンスが無いものは全てインチキ!そんな風な報道されます
株式会社 日向の鳥辺康則です
人間が高度な技術を手に入れて全てを解明してるのであればエビデンスもありかと思いますが、わからないことだらけの現代科学の中では、エビデンスがない=インチキの方がよっぽど怖いと思ってます
先日もある論文を読んでいて違和感を感じました
それは幸せホルモンと言われる「オキシトシン」です
「愛情ホルモン」「絆ホルモン」とも言われてます
一般的には人同士が触れ合ったり、動物と触れたりして人が幸福感を感じる時脳内で分泌される神経伝達物質の1つと言われています
しかし先日読んだ論文ではオキシトシンに動物の愛着行動を促進するエビデンスはあっても、人間についてははっきりした根拠的エビデンスがないと書かれてました
オキシトシンが、実際に人間にとっての「幸せホルモン」である可能性はあるにしても、現状ではそうであると言うエビデンスがないと言うことです
しかし論文では、実際エビデンスがないのにメディアや様々なSNSではあたかもそれが本当かのごとく報じていているとパッシングしていました
捏造しているとまで書かれてました
本当にそうなのでしょうか?
確かにオキシトシンのメカニズムは完全に解明されているわけではありません
だからといってオキシトシンが我々にプラスの働きをすることが嘘だと言うことにもならないと思うのです
捏造や虚偽と言う言葉で書かれていました
人間同士がハグをしたり、手で肌や体に触れたりすると心地よい気分になります
エビデンスや科学でどうであろうと、気持ちよくなると言う感情は間違いないと思ってます
お互いに触れ合いスキンシップを図る
動物と触れ合いリラックス状態になる
親が子供に積極的に触れるようにする
そんなに悪いことなのでしょうか?
確かにオキシトシンの分泌はまだわからないことがたくさんあります
相手への信頼感や愛情などがこもってないとあまり分泌されないこともあります
また子供に触れる場合でも、スマホやテレビを見ながら赤ちゃんに接するとオキシトシンの分泌量が下がってしまうと言う結果もあります
つまり私たちの感情や心、意識も関係していると言うことです
だからこそエビデンスを取るのが難しいのかもしれません
しかしだからといってオキシトシンの情報が全て拒否や嘘であると言う考えはどうなのだろうか?
自分自身で感じる感覚が間違ってるとは思いません
科学が進歩する中で人間は全てを解明したわけではありません
にもかかわらずへ「エビデンス」絶対主義みたいな報道がよくされます
そこにとても違和感を感じるのが事実です
そんなことを感じてブログを書きました
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