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日本国内では「ソロ」をテーマとしたビジネスが増えてきていることを感じる

もしかしてテレビアニメ「サザエさん」みたいな大家族はもはや過去の遺物になってるのかもしれない

なぜならば先日気になるニュースを聞いたからです

株式会社 日向の鳥辺康則です

それは日本国内から「家族」が消えつつあると言うニュースです

一昔前は「夫婦と子供2人」からなる各家族の事を標準世帯と言う言い方をしていました

1970年代までは全世帯の45%以上を占めていたのです

つまり世帯の半分近くが「夫婦と子供」と言う構成だったのです

しかし2020年の国勢調査において、夫婦と子供と言う世帯は25%以下まで激減してると言うことらしいのです

この25%の中には「夫婦のみの世帯」「一人親世帯」「3世代世帯」等は含まれてないみたいなのですが、この激減ぶりは何を示すのでしょうか?

逆にびっくりしたのが「独身世帯」の急増です

2020年の調査によると独身人口は約5000万人に達しています

つまり統計が始まって以来独身が最も増えた最高記録を打ち立て、独身比率は44%を超えているのです

配偶者がいる人は2000年をピークに減少し続けています

逆に独身人口は1980年代から急速に増加し「日本はソロ社会になる」と言っても決して大げさではなくなっています

もちろん独身といっても結婚できない男女の若者だけではなく、死別して孤独になった高齢者も含みます

日本はこれから、長生きしてきた高齢者たちが毎年150万人以上50年連続で死んでいく多死時代に突入します

人口減少とともに独身の比率が急増するのです

もちろん若者の結婚願望が低下していることも問題視されています

独身でも生きていける国である事は素晴らしいのですが、結婚や家庭と言うものに未来を見出せないと言う若者たちに明るい日本は来るのでしょうか?

日本国内での生涯未婚は男性が3割、女性が2割に達しています

もちろん結婚したいのですが良い相手に恵まれないケースもあります

出会い系のアプリなどを使い積極的に婚活をされてる方も私の周りにもいます

しかしそれだけではなく結婚への願望が薄れていると言うのも事実です

マーケティングの観点からも変わってきています

一昔前は消費者の主役は家族であり、その財布は主婦が握っていたと言われていました

つまり家庭の主婦に対して効果的なマーケティングをすることにより消費効率が上がり購買が上がると言われてきたのです

しかし今はマーケティングの世界では、顧客は「個客」に変わりターゲットが変わってきているのです

コンビニもファミレスも独身層ターゲットに商品開発が進んでいます

旅行業界も「ソロ旅」「一人旅」をテーマにして様々な商品開発がされています

飲食業も「お一人さま焼き肉」や「テイクアウト」などを中心にしたメニュー開発も盛んです

昨今大ブームになっている「ソロキャンプ」もこの流れに乗っているのかもしれません

独身だから不幸で家族がいるから幸福であると言う単純な話ではありません

独身層ニーズに合わせた様々な新しいスタートアップビジネスが始まっています

掃除代行や様々なシェアビジネスもその一つです

昨今「孤独」は新たなる大きな病気だと言う認識も持たれてきています

誰かと食事をすることを拒む「孤食」も精神的な部分で言うとあまりプラスに働かないと言われています

決して1人が悪いわけじゃないし、独身でも様々なグループに属して楽しい生活を送っている人が多いです

しかしテレビアニメサザエさんみたいな光景を今後の日本で見る事は本当になくなっていくのではないでしょうか?

日本国内にてこの50年程度の時代の変化だけでも大きく変わってきていることを実感します

そしてこの先50年はどのように変化していくのかと言うことを考えてしまいます

きっと我々が思ってる以上の大きな変化が訪れるのではないかと思ってブログに書きました

決してマイナスの悪い変化ではなく、明るい未来が来ることを心から望みます

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