血液検査するだけで50種類以上のガン検診ができる時代になる見たいです

日本では人間ドックや健康診断を頻繁に行い早期発見・早期治療が当たり前になっています

そのこと自体は良いと思うのですが、他の国を見ると事情が違う場合があるみたいです

株式会社　日向の鳥辺康則です（＾◇＾）

昨日読んだニュースの中で、血液検査で50種類のガンを検出できる技術が確立されたと言う話を読みました

日本人にとってはものすごく画期的な良いことだと報道されると思います

しかしアメリカではそんなにウェルカムじゃないニュースとして報道されたみたいです

なぜならば早期発見でガンを見つける事はメリットだらけではないと言われているからです

例えばおとなしいガンほど見つかりやすいのです

ガンは怖い病気と思われていますが無害なガンもあるのです

それらを見つけることによってむやみに治療することで逆に命を落とす可能性が大きいのです

実はアメリカでの死亡原因トップ3は日本とかなり違います

第1位　心筋梗塞などの心疾患

第2位　がん

第3位　過剰な医療

米国のジョンズ・ホプキンス大学が2016年に発表した調査結果です

第3位の「過剰な医療」は医療ミスや不要な治療などのことで「医原病」とも呼ばれます

検診の結果、精密検査を受けて必要以上に心配したり、しなくてもいい手術を受けて感染症にかかったりすることも含まれています

多くの人が、がんは早期発見・早期治療が大事だと思い込んでいますが、実は医療を施す必要がないのに、過剰に治療している場合があると言われています

精密検査によって、放置しておいてもいい初期のがんまで見つけてしまうからです。必要のない治療は、結果として死を招きかねないのです

過剰な医療による犠牲とは、薬の投薬ミスや不要な薬剤投与、副作用による体調不良、必要のない手術による免疫力の低下や院内感染などのことです

つまり、しなくてもいい治療をすることによって、寿命が延びるどころか、縮まる危険があるということです

「本来、検査なんか受けないのが人間の自然な姿であり、検査を受けるから寿命を縮めるんです」と語るのは、元慶應大学病院放射線科の医師である近藤誠氏です

近藤氏といえば、「がんは放置しなさい」「日本の医者は死なないがん＝『がんもどき』を手術している」といった過激な発言で、医療界から目の敵とされている人物です

「健康な高齢者に見つかるがんは、多少例外はありますが、ほとんどが『おとなしいがん』です

つまり自覚症状のないがんです

それを検査で無理やり見つけて、手術しているのが現在の医療です

たとえ1cm以下のがんであっても、がん細胞は血液中に流れ出ています

そこでメスを入れれば、当然出血するので、身体中にがん細胞がばらまかれてしまう

さらに傷を治すために増殖因子というタンパク質が体内にできます

これが組織を修復する一方で、がん細胞も育ててしまうのです。結果、がんが暴れ出し、転移して亡くなってしまう

もちろん、医者はこのことを知っていますが、それは決して口にはしません

なぜなら治療しないと儲けが出ないから。医者が検診を勧めるのも患者を作るためです

こんなことを言われている方です

『早期発見が寿命を延ばすという証拠はない』というのが欧米の考え方です

アメリカではがんと呼ばれない、小さな上皮内の腫瘍も、日本ではがんと診断されます

それが日本の手術の成功率を押し上げていると言っても過言ではありません（日の出ヶ丘病院ホスピス医の小野寺時夫氏）

欧米では「検診でがんを掘り起こして、無意味で有害な治療をするのは、やめよう」という動きが広がっています

日本のように「職場健診」も欧米にはないんです

日本の過剰な健康診断や人間ドックは賛否両論あります

自ら自分自身で病気を見つけに行くようなものだと馬鹿にする外国人も多いです

しかし早期発見で大きなことにならなかった事例もたくさん聞いています

日本の芸能人でも絶対に人間ドックを行かないと言う人も多いです

https://bunshun.jp/articles/-/10127?page=1

ましてや今回アメリカで開発された血液検査によってのガン検診ですが、100%正確な検査なんかこの世に存在しないのです

人間の体の中では毎日がん細胞が作られます

そして免疫細胞が正常化に働けば毎日がん細胞は消えていってるのです

今回のニュースを聞いて早期発見はとても良いことだと思うのですが、過剰な心配しての問題や誤診等が心配です

人間の体は意識によってとても大きく左右されます

病気じゃない人にお医者様が癌だと言った瞬間にがん細胞が発生する実験も聞いたことがあります

テクノロジーが進化するとともに様々なメリットとデメリットはコインの裏表のような関係だと思っています

私は反対派でも賛成派でもありません

でも自分自身は人間ドックは絶対に行かないです

ましてや血液によるがん検診は絶対にしないと思います

それよりも大切な事は毎朝自分の体に声をかけることです

自分自身の変化は自分でしか分かりません

身体に声をかけてメッセージを受け取るのが1番だと思ってます

そんなこと思ってブログを書きました