世界の人口爆発による食糧難は遺伝子組み換え技術によって支えられるのでしょうか?
世界人口は爆発的に増え続けている現実があります
50年前37億人だった人口が今は80億人近くになっています
株式会社 日向の鳥辺康則です
わずかこの50年で我々が住んでる地球で人間が2倍以上になってると言うことです
人間が増える事は良い事かもしれませんが、それに反比例して環境の変化や気候危機の問題で食料が枯渇し水が枯渇する地域も増えています
このままでいったら間違いなく食糧難が訪れることがわかっています
その食糧難に唯一解決策があるとしたら?
それが最新テクノロジーの遺伝子組み換え技術やバイオテクノロジーだと言うのです
人口増加で食料が足らなくなるので効率的に食料を増産しなければならない!
そうしないとエネルギー消費が増えどんどん炭素炭素量が増えて地球が悲鳴をあげる!
そんな言い分を声を大にして発言しているモダン・エコロジストたちが、世界の食料のほとんどを遺伝子組み換えでコントロールしようとしているのです
彼らの言い分は大まかに2つあります
・殺虫剤の使用量を減らせる(健康的)
・農作物の収穫量を増加させる(エネルギー節約)
農薬がいらない、または少量で済む遺伝子組み換え種を使えば化学薬品を激減させることができ、農作物の病気を減らせる!
だから遺伝子組み換え作物は、有機農法作物と同じだ!と言う考えが広まっているのです
これだけ聞くととっても良いことに聞こえます
しかし現実の自然界と言うものは少し違うようです
虫がつかないように遺伝子組み換え作物は、本当に安全で安心なのでしょうか?
農薬や殺虫剤を使い虫を悪者にして殺そうとした結果耐性する生物がたくさん生まれました
遺伝子組み換え技術を使って虫を寄せ付けないものを作ったとしたら?
自然はどのように変わっていくのでしょうか?
誰にもわからないのです
遺伝子組み換えによって将来どういう変化が出るかと言う事は誰にもわからないと言うことです
日本でも環境省が「遺伝子組み換えで環境負荷を減らそう」と声を大にして発表しています
そうやってたくさんの不自然な食べものを作っていった結果食べた人間はどうなるでしょうか?
そしてもう一つの遺伝子組み換え技術によってエネルギー消費を減らせると言う考えです
1番のエネルギー消費を減らす方法は、その土地で採れたものをその土地の人が食べることです
地産地消こそが1番のエネルギーの無駄をなくする方法です
しかし現代の食糧事情は、海を隔てた遠い国から肉や農作物を運びそれを工業的に加工した食品がスーパーマーケットの食料売り場に並んでいます
巨大な流通の中で消費されるエネルギーは膨大だと言うことです
つまり人口増のために効率的な食料を作り増産したとしても、流通でのエネルギー消費はそんなに減らないと言うことです
現在の色のグローバルな経済構造自体に目を向けて、ほんとに食料自給率を上げそれぞれの国の人が自分の土地でできたものを食べる時代が来ない限りは難しいと思ってます
人間は自然界をコントロールすることができません
自然は常に調和とバランスを保とうとするため変化し続けます
そのことを過去のたくさんの学びから学んできてるはずなのに、最後には同じ結論になってしまいます
我々は自然の1部であり、自然と共に調和を保ち生きていく民族だと思っています
そのことを決して忘れないためにもブログに書きました
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