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豊かなのに幸せを感じられない日本人はどうしたら良いのだろう?

2021年世界幸福度ランキングの中で第56位になった日本です

日本の幸福度はタイやニカラグワより低いと言うことです

株式会社 日向の鳥辺康則です

ドイツ(13位)、英国(17位)、米国(19位)などと比較するとかなり低い位置であることが分かります

ちなみに1位となったのはフィンランド、2位はデンマーク、3位はスイスでした

先進国と言われる国の中で最下位です

しかしなんでそんなに幸福度が低いんだろう

幸福度を説明する重要なファクターとして「一人あたりの国内総生産」、「社会的支援」、「出生時の平均健康寿命」、「人生の選択をする自由」、「他者への寛大さ」、「公職者が汚職/堕落しているという国民の認識」の6つがあるらしい

この中で「一人当たりの国内総生産」「出生児の平均健康寿命」はとても高い位置にあるそうです

しかし、「人生を選択する自由」「他者への寛大さ」は先進国でありながらとても低い順位だったと言う結果です

結果から言うと「日本は他国に比べて幸せになる社会的な条件はけっこう揃っているのに、なぜか幸せを感じていない」と言うことです

それを踏まえて私が思うには、日本人が幸せになる近道は、「他者に寛大/寛容で親切になる」ことと「自分がけっこう幸せであることを自覚する」ことだと思うのです

とにかく日本人の心に余裕があんまりなさすぎます

特に人に寛容になると言うことに関しては感じます

他の国では急いでる人を割り込みさしてくれたり、他者の知らない人と会話したことが普通です

私も散歩してる人がすれ違う時挨拶をしたり、エレベーターで一緒になった人に声をかけたりします

ちょっとしたことでその雰囲気が和むと思うし嫌な気持ちにはならないと思います

重たい荷物を持ってる人に声をかけたり、困ってる人に席を譲ることも日本人はすごく苦手と言われています

決してそういう気持ちがないわけじゃないんだけど、苦手な人が多いと言うことです

小さい頃からの教育に少しは原因があるのかもしれません

髪の色やスカートの長さのように奇妙なところまで縛る厳しい校則や個々の社員の自発的な対応まで縛ってしまうような社則、社員の私生活や性格にまで踏み込んでくるような上司、といったことも、日本人から幸福感を奪っているのは「寛容のなさ」かもしれない

ルールに従わなければダメだと言う軍隊教育の中で育ってきたのが原因かもしれないんです

「他者に寛容になれると、自分にも寛容になれる」ということ

他人の役に立つことができれば、自分を好きになることも容易になる

自分を好きになれたら、幸福のはしごをもうけっこう上まで登ったことになる

仕事に対する考え方も全く違います

例えば、経済的に成功する要因として、「一生懸命働く」というのが1位になっているのは日本も諸外国も同じですが、それ以外はだいぶ様子が異なります

日本における2番目の要因は「幸運」となっており、3位は「社会が平等であること」でしたから、基本的に受動的です

一方、諸外国では2位が「変化を喜んで受け入れる」、3位が「人とのつながり」となっていますから、かなり主体的であることが分かります

仕事に何を求めるのかという設問に対しても、諸外国では「好きなことをできる」を望む意見が2位ですが、日本ではこの項目は5位にしかなっていません

つまり、日本人は社会が不平等で主体的に行動することが難しく、運が良くなければ成功できないと考えているわけですから、抑圧的で、自由が制限されていると言うわけです

豊かでありながら不自由であり生きづらい世の中なんてよくないですよね

ちなみに日本国内の都道府県幸福度ランキング第一位が沖縄らしいです

第二位が宮崎と言うことです

暖かいところに住んでる人の方がルールや固定観念に縛られずに自由に生きていると言う感じなのでしょうか?

私たちは経済的豊かさを得ながら精神的には貧しいと言うことです

これからの時代は精神的豊かさがとても大切だと言われています

毎年順位がとても低いことを考えてしまいます

そんなこと思って今回はブログを書きました

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