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今年も発表された残留農薬の多い野菜や果物ワースト1位とは?

日本ではなく米国では食品添加物の表示や産地などの表示がかなり厳しく表示義務が法律で課せられています

訴訟大国なので表示やリスクに関しての顧客への開示は徹底していると言えるでしょう

株式会社 日向の鳥辺康則です

逆に日本では表示やリスクに関しての顧客への開示がとても曖昧です

選択する消費者としては何が安全で何がリスクがあるのかがよく分かりません

そんな中で今年も米国で残留農薬が多い野菜や果物ワーストランキングが発表されました

米非営利団体エンバイロメンタル・ワーキング・グループ(EWG)は、米国で販売されている青果物で残留農薬が多い12品目を集めた毎年恒例の「ダーティー・ダズン(汚れた12品目)」ランキングを公表しました

ここ近年ずっとワースト1位のものがあります

何かご存知ですか?

そうなんです「イチゴ」なんです

1位にイチゴ

2位にほうれん草

3位にケール、コラード、カラシナの葉野菜3品目

4位にネクタリン

5位にリンゴ

そして続いて次のようなものがランクに入ってます。

ブドウ、ピーマンやパプリカを含むトウガラシ類、サクランボ、モモ、ナシ、セロリ、トマト・・・

ランキングは米農務省と米食品医薬品局(FDA)による最新の検査結果を基にまとめられてます

USDAとFDAは、検査した非有機農産物の70%超で残留農薬を検出しました

さすが米国ですね

日本ではこのようなランキングの発表は絶対にないでしょう

EWGの毒物学者であるアレクシス・テムキン博士は「消費者は、家族にとって最善の決断を下せるよう、こうした食品からどのような潜在的有害物質が見つかっているかを知る権利がある」と述べている

ハーバード大学の最近の調査では、残留農薬を多く含む果物や野菜を食べることで心疾患や死亡のリスクが高まり、青果の消費で通常得られる健康増進効果が相殺される可能性があることが示されてます

健康のために果物や野菜を積極的に摂取するのですが、残留農薬が残っているものを摂取すると健康にならないと言うことです

一般的にはよく水洗いしたり、こすり洗い、皮むきをしたら農薬が取れると思われてます

しかし今回発表された文章によるとこのような有害な農薬は洗った後も残っていると言うことです

特に「イチゴ」に関して言うのであれば、発がん性や生殖器障害・内分泌かく乱・脳神経系のダメージに関連のある農薬が何十種類も見つかっており、ヨーロッパでは使用が禁止されているものもあったそうです

EWGは、残留農薬の少ない15品目のリスト「クリーン・フィフティーン」も公表しています

さすが米国らしいですね

今年のクリーン・フィフティーンに入ったのはアボカド、トウモロコシ、パイナップル、タマネギ、パパイヤなどでは残留農薬がほとんど検出されなかったと言うことです

あくまでも米国の事例なので日本も同じとは言い切れませんが近いものがあると考えても良いのではないでしょうか?

最近ある方と話していて、日本で使われる農薬は全くの無害だと言う話が出ました

それを聞いて仰天しました

絶対にそんな事はありません

どうしてそんな嘘が言えるのかと思ってしまいました

昔の農薬は水洗いすればある程度解消できましたが、最近の農薬は農産物の中に浸透するので水洗いでは落とせないのが現状です

健康志向が高まり果物や野菜の需要も伸びています

しかし選ぶものによっては逆に健康害する可能性もあるのです

そんなことを赤裸々に発表する国とひたすら隠そうとする国があります

最終的には消費者が選ぶべきものだと思うので、はっきりと表記してほしいと思っています

そんなこと思ってブログを書きました

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