SDGsの知名度はアップしているけど実際の行動はやっぱり経済最優先
「2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す」ことを目標としたSDGs
この国際目標は貧困や環境、ジェンダーなどに関する17のゴールと169のターゲットから構成されている
株式会社 日向の鳥辺康則です
「地球上の誰一人取り残さない」ことを誓っていますが、世代間で認識や行動にギャップがあり、足並みが揃わない状況もあります
多くの企業がSDGsに取り組んでいるようですが実際はマーケティング戦略の一環として形だけ(形式)としてやってる会社も多いです
胸にはSDGsのバッチをつけて、あたかも積極的に環境問題に取り組んでいることをアピールしてブランドイメージを高めようとしています
「グリーンウォッシュ」言う言葉もあるくらい今では一つのPR活動みたいになっているのです
それでは本来の環境問題や持続可能な社会が本当に可能になるのでしょうか?
さらに日本国内での私たちの消費行動も変化してきています
「SDGs」「サステイナブル」という言葉を知らない人は少ないと思います
では、“実際に行動を起こしている人”はどれくらいいるだろう
じつは、「SDGs」「サステイナブル」などの言葉自体の認知度は高まっています
今では90%を越してほとんどの国民がこの言葉を認知しています
2年前と比べても知っている人の割合は2〜3倍以上増えているのです
しかし実際に行動起こしてる人は2年前と比べてほぼ横ばいだと言うことです
知名度が高まったにもかかわらず行動に移せない人が多い理由の一つが経済的理由です
「エシカルなものなら多少高くても買うか?」と言う質問に対して50%の人はYESといいます
しかし残り50%の人は環境問題に関心はあるが経済的な理由として高ければ買わないと言われます
ある意味ごもっともな意見かもしれません
さらに、「SDGsに取り組むにあたって日本が抱えている課題は何か?」についての質問です
「働きがいも経済成長も大切」と答えた人が最も多かったんです
環境問題や貧困問題よりも今の自分の生活が最も大きな課題だと言うことです
具体的な行動してる方々の中にもそんなことが垣間見れます
具体的な行動で多かったのは、「有料のレジ袋をもらわない」「詰め替え用を買う」「節電する」などです
そして理由を聞くと「お金の節約」のためと答えた人が圧倒的に多かったのです
環境問題などよりも自分の生活や経済が最優先と言うことがわかります
そのことに対して良いも悪いもありません
半分ぐらいの人は賛成だとしても、半分くらいの人は環境より経済と言うことです
これが今日本国内の抱えている問題の現実かもしれませんね
そんなこと思って今回はブログを書きました
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