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常識に囚われてばかりいると新しい価値を生み出せなくなるかもしれない

日本企業はこの数十年間ずっとイノベーションが起きないと悩み続けてきています

それはもしかすると常識と言うものに囚われてるからかもしれないのです

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

ある方の著書の中でこんなことが書いてありました

イノベーションとは、固定された常識のタガを一つずつ外しながら、「what if, then?(もし~だとしたら?)」と問い続けることです。例えば、「パソコンはどうしてこれ以上、薄くならないの?」「厚さの原因であるCDロムのドライブは本当に必要なの?」「それをなくしてみたらどうなるの?」というふうに当たり前とされていることを一つずつ外していった結果、生まれてきたのが初代のMac Book Airでした。

スティーブ・ジョブズは生前に「営業出身の経営者はつまらない」と批判していたことで有名です

「マイクロソフトを見てごらん。会社を仕切っているのは営業畑出身のスティーヴ・バルマーだろう?だからつまんないんだよ」

この時、ジョブズ率いるアップルは、株価でも製品シェアでもマイクロソフトの半分に満たない規模だったが、それでも「つまらない」と切って捨てている

私も営業出身の代表者なので聞き捨てならない言葉です

しかしスティーブ・ジョブズの様々な本を読んでいると彼なりの考えがわかってきました

イノベーションに必要なのは、美意識やこだわり・知られざる価値や物語だと言うことです

営業出身の方が売れると言うことをベースに商品開発をします

しかし開発部門出身の方は、市場のニーズを吸い上げてはいますが、自分なりのこだわりをプラスして「わかる人にだけわかればいい」と言う観点で画期的なものを作ると言うことです

売れるものを作るのではなく、めちゃくちゃこだわったものを作った結果売れてしまったと言うことです

製品のスペックや新機能を羅列するのではなく、その製品を手にした人の世界の見え方がどうなのかを追求しているのです

つまり「モノ」を売ってるんではなく「体験」を売ってるのです

企業の革新的な変化は「みんなが見ているもの」を見ていては変わらないと言うことです

誰も見たことがないもの

それを消費者は「面白い」と感じるのだと思います

経営者は営業部出身者が良いのか、開発部出身者がいいのかで議論になることがよくあります

アンケートによると日本企業では63%の方が営業部出身の経営者を支持すると出ています

私はどちらでもいいと思うのですが、自分の過去の経験・体験・常識・固定観念があまり強くない人の方がいいと思ってます

なぜならば時代は常に変化し常識も変化しているからです

常の時代も革新的なものは常識からは生まれません

そんなことを思って今回はブログに書きました

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