かすり傷で死に至ることもある「人食いバクテリア」の被害が増え続けている
「人食いバクテリア」と聞くとちょっと怖いイメージがありますよね
実際ちょっとした傷口から感染し死に至ると言われている人食いバクテリアの被害が増えているのです
株式会社 日向の鳥辺康則です
米国では温かい汽水域に生息するバクテリア、ヴィブリオ・ヴァルニフィカス による被害が増加しているという
汚染された海産物の摂取や傷口の汚染によって感染し、数日で命を落とすこともある恐ろしい人食いバクテリアである
傷口から感染した場合、死亡率は約20パーセントだと言われています
ただし、細菌が血液に入り込むと、死亡率は50パーセント以上になることもあるのです
日本では人食いバクテリアの代表的な症状である“劇症型溶血性レンサ球菌感染症”の患者さんが増えていると聞きます
この症状は毒素が筋肉や周辺組織を液状化し、“壊死性筋膜炎”を引き起こします
原因は“A群溶血性レンサ球菌”という細菌で、健康的な人の咽頭や消化管、表皮にも生息する常在細菌の一種なんです
その常在菌が、通常は存在しない血液や筋肉、肺に入り込んでしまうことで感染症を引き起こす場合があるといいます
発症から死までのタイムリミットは数十時間しかないうえに致死率はなんと30%以上です
厄介なのは体調が思わしくないとか、ちょっと腫れているとか、初期症状も見た目も大したことがなく、診断が難しいことです
「人食いバクテリア」を含む細菌やウイルス感染による著しい臓器障害、いわゆる敗血症による世界の死者数は年間1000万人以上います
これらの急激な上昇と環境問題に因果関係がないとは言えません
地球温暖化の影響で人食いバクテリアが増えていると言う論文もあります
化学物質依存型社会の中で人間の免疫力が低下してきてるので発症者が増えていると言う論文もあります
つまりは昔と今と我々を取り巻く環境が劇的に変化してる事は間違いないのです
その影響で様々なバクテリアや新種のウィルスも発生しています
中には永久凍土の融解によって未知なるウィルスが地上に放出されている現実もあります
環境問題とこれらの問題は必ず因果関係があると私は思っています
そんなことを報道ニュースを受けて感じたのでブログに書きました
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