世界的に少子高齢化が加速していると言われますが世界人口は増えている
時より発表されるデータや科学的根拠が人を惑わすことがあります
国連が発表した2つのデータです
株式会社 日向の鳥辺康則です
世界的に少子高齢化が加速していると言うものと、世界で人口が爆発的に増えていると言うものです
少子高齢化が進むのになんで人口が爆発的に増えるの?って素朴な疑問を持ってしまいました
そこでわかったことがあります
女性1人が産む子供の人数が世界平均で低下し続けていると言うことらしいのです
1990年には女性一人当たりが産む子供の人数の世界平均が3.3人でした
それが2021年には世界平均で2.3人に減ったと言うことらしいのです
2018年には65歳以上が5歳未満の人口を初めて上回ったと言われています
つまり日本だけではなく世界的に少子高齢化が加速していると言うことらしいのです
特に出生率が低いのが、欧州と北米、東・東南アジアが平均1.5人と言うことです
ではこのままで行くと世界人口はいつかは減るとは思いますが、現状は増え続けているみたいです
国連が発表したもう一つのデータが、今年11月中旬に世界人口は80億人を突破する見込みだと言うことです
来年にはインドの人口が中国を抜いて世界最多になることが発表されています
現段階でのインドの人口は14億1200万人です
中国は14億2600万人なのでほぼ同じくらいの数字になっているのです
今段階の世界人口は79億4200万人と言われています
国連の報告書によると2030年には85億人、2050年には97億人に達すると言われています
1950年には26億人だった世界人口ですからどれぐらいのスピードで増え続けているかわかると思います
そして1987年に50億人を超えました
なぜこんなに人口が爆発的に増えるかと言うと、一番は医療の進歩です
赤ちゃんや小さい子供たちが死ぬことがなく成長していると言うことです
国連のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は「寿命を延ばし、妊婦と小児の死亡率を劇的に減らした医療・保健の進歩」をたたえてます
今後数十年での人口増加分の半分以上が、コンゴ民主共和国、エジプト、エチオピア、インド、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、タンザニアの8カ国に集中すると予測されてます
確かにフィリピンに行くと若者が多くてびっくりします
とても街に活気を感じてこれから高度成長の急発展する時期に差し掛かっている雰囲気すらあります
しかし手放しで喜べないこともあるのです
それが、現在私たちが直面している様々な環境問題です
温暖化や環境破壊による資源枯渇、食糧不足や水不足、さらには世界規模での高齢化、そして経済格差からくる貧困層の拡大といった暗い影・・・
石油や木材といった地球資源は枯渇し始めており、更に人が増えることで資源不足に陥る事は間違いありません
近年の世界的な異常気象が続いたり、ウクライナ侵攻や紛争等が止まらない限りは食料を確保することも益々難しくなることもはっきりしています
その他にも、貧困問題の悪化・水不足・大気汚染など挙げればキリが無いほどたくさんの問題を急加速させるのです
地球の中で世界人口が120億人まで行くと言われています
それ以降は徐々に下降現象に入ると言われているのです
それに伴って興味深いYouTubeがあるので興味がある方は見てみてください⬇︎(英語バージョンしかないので)
https://tabi-labo.com/280914/overpopulation
個人的には赤ちゃんが生まれる事はとても喜ばしいことであり、生まれた赤ちゃんが健康に育つ事は世界平和につながることなので本当に嬉しいです
でもマクロの視点から見れば、それによって環境問題や環境破壊はさらなる悪化を招くことになります
人間は生まれた瞬間から環境に負荷をかける生き物なのです
そのことを踏まえて我々人類が本当に次の局面に行かなければいけません
次なる人間がユートピアの時代を迎えるには何かを変えなければいけないと言うことです
そんなことを強く感じてブログに書きました
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