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地球上の中でマイクロプラスチックで汚染されてない場所は既に存在しない

私たちの生活を見てみると想像以上にプラスチック製品に囲まれていることが分ります

20世紀最大の発明と言われ、安価で加工がしやすく耐久性に優れているのがプラスチックです

株式会社 日向の鳥辺康則です

経済協力開発機構(OECD)の報告書によると2019年に発生した世界のプラスチックごみの量は3億5300万トンだそうです

この数字を聞いてもあまりピンとこないと思うのですが、東京スカイツリー1万個分の重さだそうです

それでもピンときませんよね

プラスチック使用量は過去30年で4倍以上になってます

このまま何も対策をしなければ2060年には現在の3倍近く12億3100万トンに達するとの予測されています

2019年に発生したプラスチックごみ3億5300万トンのうち、6割は包装や消費財・繊維製品など短い期間しか使われないものです

また、廃棄物のうち使用後にリサイクルされたプラスチックは全体の1割に過ぎず、およそ半分は埋め立てられ、2割が焼却処分されている

注目すべきなのは残り2割が「不適切な管理下」にあると言うことです

つまりは河川や海に捨てられていると言うことです

プラスチックが世界的な問題になっている理由は、大きく分けて二つあります

一つ目は「生態系への影響」

二つ目は「地球温暖化の進展への懸念」

東京湾のカタクチイワシ「8割」からプラ検出されていると言う現実があります

多くの生態系の中にプラスチックが入り込みそれが循環して人間の口に入っていくと言うことです

そして次から次えと大量に作られるプラスチックは最終的には焼却されるものもあります

プラスチックを燃やせば温室効果ガスは出る

プラスチックには性能維持のために可塑剤や紫外線吸収剤など、さまざまな添加剤が配合されています

中には「内分泌かく乱物質」(環境ホルモン)と呼ばれる有害な化学物質が含まれている場合もあります

例えば、環境ホルモンの一種である「ノニルフェノール」は、水生生物に強い毒性があるうえ、ヒトに対しても生殖機能などへの悪影響の恐れがあるなどと注意喚起されています

そんな中、カナダが使い捨てプラスチックの禁止を発表しました

早ければ2022年にも実施予定です

まずは、レジ袋やストローなどの禁止から検討されてます

フランスでは野菜や果物のプラスチックでの包装が全面禁止になりました

欧州や欧米などでもプラスチックなどを使用しない・製造しない動きに大きく舵を切り始めてます

そんな中びっくりするニュースがはいってきました

地球最悪の場所からマイクロプラスチックが検出されたと言うことです

そもそもマイクロプラスチックは世界の至る所で検出されています

標高3400メートルを超えるピレネー山脈の頂上から、水深1万メートル以上と言われるマリアナ海溝の海底まで、地球上のありとあらゆるところに散らばるマイクロプラスチック

そして今回検出されたのが「南極大陸の新設のなか」です

ほとんど人間が関与していない数少ないプレーンの場所と思われていた南極大陸の新雪でさえも大量のマイクロプラスチックを含んでいるのです

検出されたマイクロプラスチックの量は、13種類109個にも及び、雪解け水1リットルにつき平均29.4個もの粒子が含まれてました

もっとも多かったのは、忌わしき「ポリエチレンテレフタレート」=繊維やペットボトルに使われている“PET”です

生物にとって有害なだけでなく、物によっては雪解けを加速させてしまう可能性もあるらしく環境への被害も出ると言われています

もうすでにこの地球上でプラスチック汚染されてない場所はありません

最後の生地が侵されてしまったのです

我々はこのことから何かを学ばなければならないと思っています

全てにおいて過剰包装が行き過ぎてる日本です

国民一人当たりプラスチック廃棄量が世界ワースト2位なんです

米国が世界ワースト1位です

それぐらい日本国民は生活の中で大量のプラスチックを廃棄しています

そのことを現実として受け入れて何かの行動に変えていかなければ未来は変わらないと思ってます

そんなこと思ってブログを書きました

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